こんにちは。どうも、僕です。


いよいよ、本格的に始まってまいりました。

最終章の幕開けも秒読みです。



おそらく、今月末に帰される。


病院には、3ヶ月ルールってのがあって……まぁ、それが関係してるのかどうかは、また別の話だけど。

少なくとも、どう考えたって手放しで喜べる退院ではないのは確実。


さて。


だけど、まぁ……結果として。

消去法ながらも、多くない選択肢の中でおそらく最も最良の展開だと思う。


今回、示された道は2つ。


まず、1つ目は、このまま自宅に帰ること。
自宅療養に移行するということ。
俺はこれを選択した。

幸い、現時点では歩行可能なレベルではあるので、日中単独での在宅(俗に言う、「日中独居」)も不可能ではないだろうという判断。
これで様子見をしてみて、駄目ならば「自宅で生活する」という選択肢を放棄しなければならない。そういう段階。

まぁ、当初懸念していた、常時介護士を必要とするレベルではないので、助かったといえば助かった。
というか、当ケースの場合、常時介護が必要なレベルになった場合は、日中ずっと介護士をつけるというのは費用の面以外にも不可能らしいので、そのレベルに達したら、もはや在宅を諦めるしかないということだ。そもそも、常時介護なんてコストの時点でキャパオーバーで選択できないんだけど。

即ち、これが最後。
そういうコトだ。

ま、俺としても、親孝行をするラストチャンス、ロスタイムを貰ったようなもんだ。全てを賭けて、尽くすさ。責務を果たす。

主治医の見立てだと、おそらく、自宅に戻っても長い間は無理だろうとのこと。
詳細は聞いてないが、まぁきっと夏を越す頃まで自宅にいられれば良い方か。

十分だよ。
なし崩し的に、最終フェーズに移行して身動き取れなくなってから後悔しても遅いからな。
少しでも、最終フェーズに入る前に猶予を貰えたのは幸運だよ。

ソーシャルワーカーもつけてもらえるみたいだし、まぁ生命のクオリティを少しでも上げてもらえるように努力するさ。

もう、後がないんだ。



んで、示された2つ目。

まぁ、これは、要するに在宅を諦めるって話だ。

さっきの1つ目を選択せずに……つまり、在宅での様子見を最初から諦めて、本腰いれて終末期医療を始めましょって話。

当たり前だけど、在宅療養の後に終末期医療ってのは可能だけど、終末期医療を始めてから在宅に戻るってのは無理な話でさ。2から1は不可逆ですよって話。

だから、最初から諦めずに少しでもクオリティを上げるために1を選んだけどね。

1を放棄して2を選ぶ利点もあるよ。
最初から終末期医療に臨んだ方が、存命期間は長くなる。

当たり前な話でさ。

自宅療養なんて、いわば無理して帰宅するような話なんだから、身体には良いわけない。
自宅で日中独居なんてのより、病院で常時スタッフに囲まれてた方が良いに決まってる。

だけどさ、有無を言わさず終末期医療を始めて病院で最期までずっと居るってのが精神衛生上では良いとは思えないよ。

だったら、自宅でギリギリまで生活してから、自他共に「限界だ」って認識させて、最期の病院生活にシフトさせた方が、後悔はないと思うんだ。

太く短くか、細く長くか。
いや、ちょっと違うか。

ま、少なくとも、俺はこの選択をしたし、どちらかといえば間違いじゃないと思っている。


で、終末期医療の長期入院についてだけど。

冒頭で言った3ヶ月ルールにも関連してくるんだけど、今行ってるような大規模から中堅クラスの病院ってのは、常に満床でさ。まぁ、もちろん、最新鋭の設備も整ってるからだと思うけど。
そこで、(良くない意味で)安定期に入った患者を半永久的に収容しとくわけにもいかないのよ。そんなんばっかだったら、急を要する患者が困るしね。

だから、病状も安定(快復という意味ではなく、最新鋭の設備で行う医療はこれ以上必要なく、低空飛行の状態)した患者は、「振られる」わけだ。会派や提携している中小規模の病院(医院等も含むが、便宜上病院で統一)に。


即ち。

今回の話は、こうだ。

もうこれ以上、どうやっても快復は望めないし、

施せる医療行為も特に存在せず、

疾患については対処療法くらいしかないし、

あとは、まぁ悪化しないように気をつけていくくらいで、

急を要する状態でもないので、

当院の高品質の医療は、もう必要ない……というか、無駄なので


このまま退院して、様子見をしてもらうしかないんだけど?


それが駄目なら、死ぬまで居られるとこに繋げるから、そっち移ってくんね?


あ、自宅に戻っても、また急変したときは、最終的にはそこに移ってもらうしかないんだわ。そういう決まりだからね。



つまりは、そーゆーこと、だそうだ。

ちなみに、ゲスな話をすると。

大きい病院は、最先端の医療を施し、それに見合った多額の医療費により成り立つ。
しかし、安定期に入った患者だと、最先端の医療を施せず、対処療法のみでは少額の医療費にしからならず「儲からない」。

そして、小さな病院は、独力では、最先端の設備もないため集客力に乏しく、経営が成り立たない。

だから、大きい病院で安定期に入った雑魚を、下請けというか外注というか、小さな病院に投げる。
大きい病院は、常に大物を相手に出来て、雑魚を相手にしなくて済むから、儲かる。
小さな病院は、例え雑魚でも定期的に供給されるので助かる。
需給のバランスが上手く整った、共生関係ということだ。



で、だ。

そんな、病院の裏事情はどーでもいいんだよ。


今回、まがいなりとも、道が示されたのはありがたい。

少なくとも、居宅介護の地獄を心配することはなくなった、はずだし。

終末期医療を行える病院を紹介してもらえるということで、民間の高額有料施設に行かなければならないという地獄も回避できた、はず。

まだ、詳しい話は聞いていないけど、多分、そういうことで良いんだと思う。


とりあえずは、ステップ1として、最後の自宅生活を、俺が頑張る。

そして、ステップ2として、限界が訪れて、終末期医療で最期の入院生活が始まったら、文字どおり一人暮らしだ。

ある意味、ステップ2が始まれば、もう終わりが具体的に見え始めるから、準備もしやすくなるんだけどね。
ま、終末期医療の費用の心配もあるんだけど、高額有料施設よりは良心的でしょう。
とにかく、今度のカンファレンスの時に、その辺りの詳しい実務的な話を聞いてみようと思う。

後は、終わってから、葬儀とか墓石とか法要とかの、500万をどうやって工面するかの話だけど。



やっぱり、着地点がうっすらとでも見えてくると違うな。いくらか楽になった。

ま、とにかく。

今月末に退院したら、最後の同居生活だからな。
悔いのないように、生活しなきゃ。全力で尽くすことに、全力を尽くす。全ての優先順位を塗り替えて。己を捨てて。


ま、時期的にも最良だったなぁとは思う。

明日からの出張が終われば、5月まではしばらくないし。何よりも、これが心配。あ、カンファレンスんときに、ショートステイについても聞いてみなきゃな。

んで、3月末だと年度末で忙しいし……もし希望通りに異動なんかあったら大変だ。

早くても遅くても、上手くなかった。これがベター。


個人的なことを言えば、先週に遊びに行って正解だった。

しばらく滅私な生活が始まるからな。その前に、区切りをつけられて良かった。


とりあえず。

明日と明後日は日光だろ。んで、火曜と水曜は課長がいないから事務が捗る。木曜に課長に相談して。金曜は職員研修。土日は掃除とか片付けとか、受け入れ準備。んで、次の月曜は会議。火曜は監査の講評。水曜は休めないから、木曜の28日に退院にしよう。木曜と金曜は振替のカードを切って。まぁ、事情が事情だ。休めるだろう。ってか、その辺り、特に何もなかったよな……? 議会が始まるくらいで……。イレギュラーがなければいいけど。


よーし。

滅茶苦茶、めんどくせーな。

とりあえず、全然嬉しくないぜ。楽しいわけがない。


ま、とりあえず…あと10日くらいは、嵐の前の静けさを満喫するかな。


さーて、寝るか。