お尻の痛みに耐えかね、近所の町医者に駆け込みましたが、、
塗り薬等を処方されるレベルを想像していたわたしの思惑とは違い、いきなり先生は患部を見るなりメスで切る必要があると言ってきました。
そのまま息つく暇もなく、簡易手術が始まったわけですが、、まず先生が一言。
『これからする事は大変激しい痛みが伴いますが、動くと危ないので絶対に動かないで下さい!』
え?そんな事急に言われても。。
と思った途端に、今まで体験したことがない痛みがお尻を襲いました。
実際に見たわけではないので、何をされたかははっきりとわかりませんでしたが、まず最初にお尻の患部周辺に麻酔を打たれたんだと思います。
お尻の肛門付近の考えたくもない場所に注射をされたもんですから、想像を絶する痛みでした。
ただし、動いてはいけないと言われたので必死に耐えました。耐えるしかありませんでした。
その後、間髪入れずにメスがお尻の患部を切り裂きます。
この切開がまた痛いのなんの。
さっきの麻酔注射なんやってん。なんも意味ないぐらい切られるの痛いやんけ!と思いながらとにかく痛みに耐えます。
そんなこんなで簡易手術は終わりましたが、人生で1番と言ってもいいぐらいの痛みに耐えた瞬間でした。
切開処置後、わたしの顔は青ざめ、30分ほどは病院のベッドの上から動けませんでした。
正直に言いまして、長い痔瘻の闘病の中で、この時の切開処置が1番痛かった様に思います。
この時のわたしの病状は『肛門周囲膿瘍』といい、この時点では『痔瘻』というワードはお医者さんからは出ませんでした。
次回は肛門周囲膿瘍と痔瘻の関係についてお話し致します。
つづく