白いビルは言いました。

「アンタの庭のもみじ🍁綺麗になってきたわね」


黒いビルは言いました。

「君の住民たちは夜になると帰ってくるんだな」


白いビル

「アンタの住民たちは、昼にいるのよね。」


黒いビル

「そうさ、夜は静かでおかげさまでよく眠れる。あ、だけど君んとこの住民たちも夜は寝るから君も静かに寝れるだろう?」


白いビル

「何言っちゃってんの?みんなたくさんの夢をみるからうるさくて仕方ないって言うのよ」


耳をそばだてていたお月さまは、ほほぅ。なるほど。と心の中で呟きました。