【金持ち父さん、貧乏父さん】アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学(ロバートキヨサキ著)
1997年の発刊以来、全世界で4,000万部が売れているという金持ち本のバイブル的存在。私も若かりし頃に本書を読み、ラットレースから抜け出し、お金のために働くのではなく、お金に働いてもらうことを夢見た。あれから20年余年、本書に書いてあることは、恐らく全て本当だと思える名著。自分が要点を思い出せるように&みなさんが全文を読まなくても、書いてある内容がほぼ分かるように読書メモを残しますm(__)m
1.資産とはキャッシュフローを生み出すものである
多くの人が資産だと思っている「自宅」や「車」は、毎月のローンや維持費が必要な負債である。企業のリストラが盛んになると、何百万人もの労働者が、自分たちが最大の資産と呼んでいた持ち家や自家用車が自分たちの首をしめていることに気がついた。いざ財政難に陥ってみると、それまで自分たちが資産だと思っていたものは何の役にも立たなかったのだ。資産とは、キャッシュフローを生み出すもの(ビジネス、賃貸用不動産、株、投資信託)である。
2.それを買うためのお金はないのか、どうやったらそれを買うためのお金が作れるのか
一方の父は「それを買うためのお金はない」と言うのが口癖だった。もう一方の父は、「どうやったらそれを買うためのお金が作り出せるだろうか?」と教えた。二人の父はどちらも良く働く人だったが、一方の父はお金のこととなると頭を休ませてしまう傾向があり、もう一方の父は大いに頭を働かせる傾向にあった。それが長い間続いた結果、一方は経済的に豊かに、もう一方は貧しくなっていった。
3.給料が上がった分、支出が増え、請求書に追い回されるのはラットレースである
多くの人はお金を持たずにいることの恐怖から逃れるために必死で働く。そして、いくばくかの給料をもらうと、今度は欲が頭をもたげ、もっとお金があればあれが買える、これも買えると考える。そのために、朝起きて、仕事に行き、請求書を払うラットレースから抜け出せない。この問題は、給料を上げたところで解決にはならない。多くの人は、給料が上がった分、支出が増え、請求書の支払い追い回されるパターンを変えることができないからだ。
4.私はお金のために働いているのではない、お金が私のために働いているのだ
一方の父は私に、学校で一生懸命勉強し、いい大学を卒業していい仕事につき、できるだけ多くのお金を稼ぐために働くようにと言った。もう一方の父は金持ちになるために学ぶ、つまり、お金がどのように動くかを理解し、お金のために働くのではなくお金を自分のために働かせるにはどうしたら良いかを学ぶことを奨励した。この父はよくこう言っていた、「私はお金のために働いているわけじゃない。お金が私のために働いているのだ」。金持ちはつねに資産に注目し、そうでない人間は給与明細表の数字ばかりを気にする。
5.資産から生み出されるキャッシュフローが支出を超えさせる
ラットレースから抜け出し、お金に働いてもらうには、資産と負債の違いを理解することが第一だ。それが分かったら、次は収入を生む資産を買うことだけに努力を集中する。その一方で、負債と支出は低く抑えるように努力する。そうすれば資産の欄につぎ込むお金を増やすことができる。資産の基礎は意外と早く作れる。そうしたらもっと投機性の高い投資に目を向ける余裕ができる。資産からのキャッシュフローが支出よりも多くなった時点で、今日仕事をやめたとしても、毎月の支出をまかなうことができる。当時、FIREという言葉は無かったが、当時から同じ発想を提唱していたのが、ロバートキヨサキ氏である。
6.金持ちは、まず最初に資産を築く
中流以下の人間がお金を手にするとまずぜいたく品を買おうとするのに対して、金持ちはぜいたく品を最後に回すことだ。中流以下の人間は、自分にお金があることを見せびらかすために大きな家を買ったり、ダイヤモンドや毛皮、貴金属といったぜいたく品を購入する。彼らはたしかにお金があるように見えるかもしれないが、現実には借金地獄へと深くはまりこむだけだ。長い間、裕福な状態を続けている金持ちたちは、まず最初に資産を築く。そのあとで、資産から生み出された収入でぜいたく品を買う。本物のぜいたくは、本当の資産に投資し、資産を増やした結果に与えられるいわば「ご褒美」だ。
7.批判をやめ、一歩踏み出す
私が不動産を投資の道具にしていると言うと、たいていの人が「トイレの修理をするなんてごめんだ」と言う。私がラットレースから解放されるための方法について話しているのに、彼らの最大の関心事はトイレと言っているのだ、、、このような思考パターンが多くの人を金詰りの状態に閉じ込めている。分析をせずに批判ばかりしていては進歩はない。物事の本質を見極め、一歩踏み出すことが肝要だ。
8.私たちは転びながら歩くことを学ぶ。即ち、頭がいい人よりも、度胸のある人が成功するのだ
個人の才能の開花を邪魔する最大の要因が、過度の「恐怖心」と「自信のなさ」にあるということだ。現実にほとんどの場合、頭がいい人よりも「度胸のある」人の方が成功への道を先に進んでいく。学校では、まちがえるのは悪いことだと教えられ、まちがえると罰を受ける。だが、実際に人間がどのように学ぶかを考えてみればわかるが、人間はまちがえることで学ぶ。私たちはころびながら歩くことを学ぶ。もし、まったくころばなければ、歩くことはできないだろう。自転車の乗り方を習うのも同じ、金持ちになるのも同じだ。
9.金持ちになるのは簡単ではないが、むずかしいものでもない
「金持ちになるのは簡単だった」と言えたらどんなにいいかと思う。実際は簡単でもなく、またひどくむずかしくもなかった。ただ言えるのは、強い目的意識、理由づけがなければ人生で何をやるのもむずかしいということだ。自分の時間やお金をどう使うか、何を学ぶかは私たちが毎日選択すべきことなのだ。これこそが選択する力だ。私は金持ちになる道を選ぶ。その選択を私は毎日行っている。私と残り九人との違いはただそれだけだ。私は一生仕事を続けるのはいやだ。私は安定した職につき郊外に一戸建てを持つなどという、両親と同じ夢を持つのもいやだ。私は雇われて働くのはいやだ。私の父は仕事が忙しくて、いつも私のフットボールの試合に来られなかった。私はそれがいやでたまらなかった。私は世界中を旅行し、自分の好きなように生きたい。それも若いうちにやりたい。私は自由になりたい。ただ、もう単純に自由に。自分の時間と人生を好きなように使いたい。私はお金を自分のために働かせたい。
私自身、何度となく読み返している名著、、、何年経っても全く色褪せない内容は、まさにバイブル。