ケンシロウな言葉遣いでタイトルをつけてみました。
文章が苦手という人も、もう文章は書けているのだから、そこんとこよろしくなんですよ。
語彙がなくていいたいことがいえないんです、という人も「語彙」っていう難しい語彙を持ってるでしょう。
「語彙」っていう語彙がなかったら「語彙がない」とはいえません。
言葉遊びでも揚げ足取りでもなく、自分の語彙力をけなす必要はまったくないとわかって欲しいのです。
たとえばあなたが「語彙」という語彙をまだ持っていなかったとしましょう。
それだと「語彙がない」という意味のことがいえないかというと、そんなことはぜんぜんありません。
「自分のなかの言葉が少ない」といっても同じ意味になりますよね。
もっと言葉をたくさん持っていたらよかったのに、という思いがあれば、それはどんなふうにでも表現できるのです。
「語彙」という言葉をあらかじめ知っていて「わたしには語彙がない」と書けなければ、文章を書いたことにならない、なんて決まりはありません。
「もっとたくさん言葉を知っていたらよかったのに」は、あなたの気持ちを素直に表すあなただけの文章になっています。
語彙がない「から」文章が書けない、とは思い込みで、その気持ち自体を文章にすることができるし、たとえ「語彙」という言葉をまだ知らなくても、同じ気持ちを表すことができます。
他の言葉でもぜんぶ同じなのです。
ある言葉を知らなくても、その意味を表す文章は書ける。
自分がいま知っている言葉だけで、どこまでも遠くへいけます。
言葉にならない思い、というのは比喩だとわたしは思っています。
どんな思いも、自分のなかに湧き上がったものならば、必ず言葉にできる。
すでに知っている言葉や自分になじみのある言葉で少しずつ解きほぐしていけばいいのです。
あえていいますけど書くという楽しみは「小難しい」言葉をたくさんそうに持っている人だけのものではありません。
漢字だってなければないでいい。
五十音図のひらがなが書ければ誰にでも始められるものです。
ね、だから
「オマエはもう書けている」
こんなにもう書けているのだから、ここからももっと書けることまちがいなし。
自分のなかにある言葉は金銀財宝ざーくざく、だと思って、ぜひ、一つずつ大切に遣って文章を綴ってみてください。
「羽生さくるの文章教室」個人授業を開催しています。
4回でプログラムを構成しました。
各回120分の対面スクーリングです。
場所は都内のカフェなど、オンライン受講も可能です。
第1回 ライティングの基本とワーク
自己紹介文の準備
第2回 自己紹介文の添削・講評
800字エッセイの準備
第3回 800字エッセイの添削・講評
手紙の準備
第4回 手紙の講評
ライティングセッション
後日、ライティングセッションのフィードバックをお送りします。
受講料は1回の授業につき¥7,700円(税込)になります。
2020年11月より「羽生さくる文章教室カスタム」を開講しました。
ブログを始めて続けたい、エッセイをサイトで発表したい、インタビューの技法を覚えたい、など、ご希望に応じてオリジナルの授業内容を組み立てます。
受講は単発の1回から可能です。
受講料は1回につき¥11,000円頂戴いたします。
2021年2月より「羽生さくる文章教室 シングル」を開講しました。
対面かzoomでの2時間の個人授業になります。
受講料は税込で11,000円申し受けます。
各講座の受講料は原則銀行振り込みでお願いいたします。
お申し込み後、授業のスケジュールが確定できましたら、口座番号をご連絡いたしますので、授業前日までにお振り込みください。
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