相手に期待しないほうがいい。
恋愛で悩まないためには、期待しないこと。
なんていわれますよね。
たしかにそうかも知れません。
期待するって、コントロールの欲求ですもんね。
わたしの思い通りに動いて欲しいっていう。
気持ちのすれ違いも、期待から始まることが多いし。
何度かいやな思いをして、わたしも「期待はしちゃダメ」と自分にいい聞かせていました。
でもね、やっぱりしちゃうんですよね。
大きいことじゃなくて、小さいことで。
いまこのメッセージ読んで返事をすぐにくれたらいいなー、なんて。
で、返事がないと、かなしー、わたしのことなんてどうでもいいんだー、なんてまた思うわけです。
ばかですねー。
勝手に期待して、勝手に無視されたことにしちゃう。
だからやっぱり、期待はしないほうがお互いのため。
と思うんですけど、その舌の根も乾かないうちにまた、返事くれたらうれしいなー、と元に戻る。
これはね、期待することをやめようとするより、期待しないほうがいい、と思うことをやめたほうがいいんです。
つまり、ばかをやめない。
ばかのままでいる。
返事欲しいなー。
くれない、かなしいなー。
やっぱりこない、かなしいなー。
もう、何回でも思っていたらいい。
なにもやめる必要はない。
自分に優しくって、こういうことなんじゃないでしょうか。
恋愛で、成長しなくたっていいんです。
(ここで地震がありました。みなさん大丈夫でしたか。わたしは娘とテーブルの下に入ってやむのを待ちました。どうぞご無事で、明日またお会いしましょう)