1月20日はオードリー・ヘップバーンの命日ということで、CSのある映画チャンネルで終日オードリー作品を放映していました。

 

 

わたしが見たかったのはフレッド・アステアと共演する『パリの恋人』。

シャンゼリゼを軽いステップで散歩するアステアに胸が痛くなるほどの幸福を感じました。

 

 

村上龍は、いまもしアステアが生きていて、僕たちの前へ踊り出てきたら、そのあまりの自由さに僕は死んでしまうだろう、と書いていましたが、わたしも同じ気持ちです。

 

 

『恋愛決勝戦』で帽子掛けとダンスしたアステア。

『パリの恋人』では、レインコートと踊って闘牛を見せました。

至芸の至宝としかいいようがありません。

 

 

そしてDiorをまとったオードリーは時代を超えた魅力にあふれていました。

細身の体でDiorのラインが映えること。

 

 

オードリーはアステアにスカウトされてファッション誌のモデルとしてデザイナーとのタイアップ企画のためにパリを訪れます。

発表会の準備中に編集長と歌うナンバーがこちら。

 

 
 
女性が魅力的であるためにはどうしたらいいか、という啓蒙ソングなのですが(笑)
いまもよくよく聞くアドバイスが詰まっていました。
 
 
ます、幸せであること。
心さえ明るければ魅力的。
陽気で元気であること。
無邪気な心でにっこり笑うこと。
無垢であること。
お金も教育も魅力には関係ない。
悲しみは早く忘れて、
喜びを人一倍感じること。
 
 
魅力で幸せを獲得するのではないんですね。
幸せであれば魅力的になれる、と歌っているわけです。
 
 
これって、いまでいうなら「引き寄せの法則」ではないですか。
「周波数」を先に幸せに合わせて、自ら幸せを発信したら、もっと幸せがやってくるという。
 
 
64年前からいわれていたんですね。
オードリーと編集長といっしょに、歌ってみましょう。
きっと笑顔になりますよ。
 
 
 
 

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第3回 800字エッセイの添削・講評

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