「羽生さくる文章教室」では「自分らしく、自由に」書くことをテーマにしています。

じっさい「自分らしく、自由に」書くことができたら、どんないいことがあなたに待っているでしょうか。

きょうはその「いいこと」をお伝えしようと思います。

 

 

いちばん大きないいことは、自分の文章という、もっとも近しいともだちができるということです。

分身、もう一人の「わたし」といってもいいでしょう。

書いたそばから、そのもう一人の「わたし」が姿を現します。

いつでも、どんなときでも、呼び出し可能。

いつまででも話していられます。

 

 

書いているうちに、自分では気がつかなかったほんとうの気持ちを、文章の自分が教えてくれることもあります。

書くことの目的は、この「ほんとうの気持ち」を見つけること、といっても過言ではありません。

わたしは思います。

すべての文章は自分の「ほんとうの気持ち」への道筋だと。

 

 

わたしがいまこうして書いているブログも、読者のみなさんに読んでいただく文章であると同時に、自分の考えていることを知るショートトリップでもあります。

文章が自由に書けたら、どんないいことが待っているだろう。

ふだんわかっているつもりで、自分自身文章を書くことを楽しんでいますが、それを読者の方々に伝えるためにはどんな言葉を遣ったらいいのだろう。

 

 

わたしたちは、言葉を「探す」ときに、語彙というものを気にします。

自分には語彙がないから、書きたいことがあっても、ふさわしい言葉が見つからずに書けない。

わたしにそうおっしゃる方は多いのです。

文章が書ける人はいいですね、語彙が豊富なんですよね、と。

 

 

あなたは語彙をどのようなものとしてイメージされているでしょう。

国語辞典のようなもの。

図書館の本いっぱいの本みたいなもの。

えんえんと広がる言葉の畑。

 

 

自分の辞書は薄くて言葉が少ないから、本棚の本の数が少ないから、言葉の畑が小さいから、思うことが書けない。

わたしは、そんなことはまったくない、と思っています。

なぜなら、あなたの語彙とは、あなた自身だからです。

 

 

文章を書いて現れるもう一人のあなたが、あなたの語彙、でもあります。

「ほんとうの気持ち」を胸いっぱいにたたえているあなた、でもあります。

 

 

文章を「自分らしく自由に」書くには、自分と自分の持っている言葉を大切にすることがいちばんです。

これでは足りないから書けない、ということはありません。

わたしが保証します。

言葉は数ではないのです。

誰の言葉かということだけが大事。

 

 

あの人の語彙は多い、とあなたが思う人がいても、それはあの人の言葉に過ぎません。

あなたが遣うあなたの言葉のことだけ、気にかけてあげてください。

生まれてからいままでに取り込んで自分のものにしてきた言葉。

あなたの内側には、あなたの体の容積とぴったり同じの言葉の世界があります。

 

 

言葉の自分の体があるのです。

その体で、ジャンプしたり、スキップしたり、泣いたり、笑ったり、恋したり。

思いっきり生きてください。

それが「自分らしく自由に」書くということなのです。

 

 

 

 

 

「羽生さくるの文章教室」個人授業を開催しています。

4回でプログラムを構成しました。

各回120分の対面スクーリングです。

場所は都内のカフェなど、オンライン受講も可能です。

第1回 ライティングの基本とワーク

    自己紹介文の準備

第2回 自己紹介文の添削・講評

    800字エッセイの準備

第3回 800字エッセイの添削・講評

    手紙の準備

第4回 手紙の講評

    ライティングセッション

後日、ライティングセッションのフィードバックをお送りします。

受講料は1回の授業につき¥7,700円(税込)になります。

 

 

2020年11月より「羽生さくる文章教室カスタム」を開講しました。

 

ブログを始めて続けたい、エッセイをサイトで発表したい、インタビューの技法を覚えたい、など、ご希望に応じてオリジナルの授業内容を組み立てます。

受講は単発の1回から可能です。

 

受講料は1回につき¥11,000円頂戴いたします。

 

受講料は原則銀行振り込みでお願いいたします。

お申し込み後、授業のスケジュールが確定できましたら、口座番号をご連絡いたしますので、授業前日までにお振り込みください。

 

 

【お申し込み、お問い合わせ】

 

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から、気軽にお寄せください。

 

 

「ライティングセッション」

「ライティングセラピー」

 

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【受講生の方々へのお願いと免責事項】

 

文章の完成後に教室外で発表される際にはご自身の責任において読者の方々への十分なご配慮をお願いします。

教室外で万が一トラブルが生じましても、羽生さくるは責任を負いかねますことをご了承ください。