鉢野在流はライトノベルがお好き!? -22ページ目

鉢野在流はライトノベルがお好き!?

ライトノベルを中心に創作、批評、文章研究などを書いていこうと思ってます。物書きからの目線で物事を見定めるようシンプルに分析できれば、と。

シロクロネクロ (電撃文庫)/多宇部 貞人
¥578
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 ――「オレは死ぬ前に一度くらい、女の子とえっちしてみたかったんだよおおおッ!!」そんな強い未練を糧に普通の高校生・不二由真は不慮の死からゾンビとして 蘇った。彼を蘇らせたのは善い屍霊術師・シロネクロの美少女、高峰雪路。彼女は秘宝“死者の書”を悪い屍霊術師・クロネクロに狙われ、巻き添えで由真が死 んでしまったことを教える。そして、由真を守るために「一緒に暮らしなさい」と命じるのだった。その言葉に喜ぶ由真だったが、欲望を満たすと成仏してしま うためえっちな行為は禁止と知って悶絶する。女の子との楽しい共同生活のはずが、さらなる大波乱に巻き込まれてしまい……

 この作品の見所は、いきおいです。死だろうが恋だろうが裏切りだろうが勝利だろうが、ともかくいきおいでかっ飛ばしていきます。大事なことですよ、いきおいは。読ませてくれますからね、オラオラオラオラってページが進みます。何回かページを飛ばしちゃうかもしれませんが、飛ばしても読ませてくれます。前に、ツイッターでかの有名編集マン三木一馬氏が読み飛ばせる爽快感もラノベには必要だと呟いておりました。なるほど、この作品に対しておっしゃっていたのですね。

 お気に入りのシーンは、序盤の戦闘シーンですね。チェーンソーを持った幼女に追いかけられ、胴体を真っ二つにされる主人公。しかし、彼はゾンビなので下半身が動き出し、ど派手なカンフーアクションを腸をピロピロ出しながら魅せてくれます。想像して吹きました。

 学べたところは、キャラが立っているサブキャラクターを途中退場させてはダメだということですね。
 なぜ殺したし(´Д`)
 もちろん、それだけじゃなく、迸る熱情によって文章をかっ飛ばす若さというか力強さ。私も真似したいものです。

 瑠衣萌え度 ☆☆☆☆☆

 ――おっぱい、小ぶりなおっぱい、大きなおっぱい! 個性的なおっぱい!