平成17年6月10日より国会で『食育基本法』が成立し、同年7月15日から実施されました。
この法律が制定された目的は、国民が生涯にわたって健全な心身を培い、豊かな人間性を育むことができるようにするため、食育を総合的、計画的に推進することにあります。
なんだか、法律というと難しく、興味がない人は素通りしてしまうと思いますが、この法律の注目点は、まず、割と最近できた法律ということ。
そして、当たり前と思える内容ですが、その当たり前の権利が守られなくなってきて「法律」という形で制定したことにあります。
医医療関係者も医療技術や環境が良くなっているのに、病人は増えるばかりと疑問に思う人もいるでしょう。
病気の原因のもとは、食生活にあるのは、最近あらゆる分野で明らかにされています。
そして、見過ごすことができないくらい、食べ物の汚染がすすんでいます。
またそれに伴って、日本の健康保険が見直される時期になったとも言えます。
健康に費用をかける時代になってきたともいえますね。
ファスティング協会の大きな目的の一つに国の医療費を大幅に削減することを掲げています。
もう医療保険は、社会問題になりつつあります。
そこで一昔前まで、偏見のあったサプリメントや現代医学に代わる代替医療が注目されるようになってきました。
そして、私たちにとって毎日欠かせない「食」をめぐる様々な問題について日頃から気になっている人が増えてきたように感じます。
個人の問題ではなく、国の社会問題として放置しておくわけにはいかなくなりました。
そこで、これらに対する根本的な対策として、国民運動として食育を強力に推進するための位置付けとして、法律が制定されるにいたりました。
ところで、「食育とは何か?」
食育基本法では、「食育」を次のように位置付けています。
①生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの
②様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることつまり、私たちの心も身体も「食」の上に成り立っているということです。
とあります。
なんとなくわかるような、具体性がないような・・・
私的には、食育とは、「選食」「食の知識」「料理法(食べ方)」だと思っております。
平たく言えば、「食生活を正すことが大切」というようなことになると思います。
食の乱れにより様々な支障が出てきている現代の社会問題を考えると、食を正さないと
知育=成績がよくない、徳育=性格に問題がでる、体育=体に問題が出てくる
ということになってきています。
法律で制定しなければならないほど、飽食で時間に追われる時代で、食生活が乱れているといえると思います。