アパレルに入ってからというもの、服を買うことは日常、

いや、もはや仕事と趣味の延長線上‥ にありました。


学生の頃に販売員のアルバイトをしていたときは、半月に一度、

上から下までのフルコーディネートを買わなければならないブランドだったので

毎月毎月、違う服を着て、自らが広告塔となり店頭で売っていました。



就職して本社勤務になり、ハイブランドを扱うようになってからは

憧れのハイブランドを手に入れるためにひたすら上を目指し。

毎月、少ないお給料の中から、憧れのブランドの服を手に入れるために

働いているようなものでした。


いろんな失敗を繰り返し、自分に似合う物、本当に着るもの、

これから着たいものがわかるようになってきた今、

現在は、服のほとんどを展示会か、サンプルセール、企業のファミリーセールでGETするのみ。

一般の方向けの本SALEにはなかなか行かなくなってしまいました。

サンプルセールなどは、一般のSALEよりかなり前に行われるため、

ほとんど買いたい服を事前に手に入れられることが多くなってきたからです。


それでも、服にずっと携わってきたからというもの

それまでの間にどうやって、SALEを効率良く回り、良い物が買えるのか‥?


自分がハイブランドのセレクトショップ勤務なのに、安月給だった頃に考えた

今でも使える、賢い買い物&SALE攻略法をちょっとだけご紹介しちゃいます。



※109や渋谷系のファッションはあまり好きではないため、
そういったファッションの方々のためには参考になりませんので、ご了承ください。



★ 本当にほしいベーシックアイテムや流行アイテムは、SALE前に買う


これは一見無駄に見えますが、理にかなっていて

本当にほしいと思うものは、セールになっていなくても買うのです。


特に買って損がないのは、ベーシックなアイテム

シーズン前からフルに稼働することができますし、コストパフォーマンスを考えると

流行モノに関しては、流行ったその年に買えば、3年は同じ流行が続くことが多いといえます。

基本的に流行モノを買うときは、よく注意して、

本当に使うかどうか?先々のことを考えてから買うべきだとは思います(笑)

ファーブーツとか。

可愛いけど、こういう遊びの激しいアイテムはSALEで買うほうがいいのかもしれません。

流行が続くかわからないモノは、基本的にあまり買わないのが正解かも(笑)




★ 高いけど、良い物は‥SALEで!


高いけど、本当にいいなぁ、でも必要かなぁ‥??

と思うものは、複数のセレクトショップで事前にチェックしておいて、

SALEで買いましょう。


一番イイのは、プレセールでGETすること。

プレセールとは、本セール(大体、1/2~)の前に、ショップ独自で

顧客様向けに行うシークレットセールのこと。


六本木ヒルズや銀座、恵比寿、二子玉川などの

上品なちょっと上の年令の人たちが集まるセレクトショップは、

特に、若い人向けのアイテムが残りやすいので狙い目。


プレセールは、大抵、クリスマス後の(12/26~30)に開催していることが多いので、

時間さえあれば、顧客じゃなくても

その辺りの日にちは各ショップを巡回しておいて損は無いと思います。

ちなみに、顧客向けじゃなくとも、事前セールを開催しているショップは多くあります。




★ SALEは初日の午前中が命!‥でも、混んでるところには行かない!

本セールは初日午前中が命といわれています。

それは、残念ながら真実です。

しかし、そんな混んでいるときに、みんなが行く混んでいるセール会場に行くのは

無謀 というもの。


そんなことはしてはダメです。

同じフィールドで戦っても勝てないときは勝てないのです。

なにより、体力が持ちません。なので、人のいないところに行くのが狙い目。


神奈川県でいうと、東戸塚西武、小田急ロビンソン、茅ヶ崎&平塚などは狙い目。

遠いよーという方は、港北など。


主要で大きな百貨店が入っていそうな駅は必ず避けましょう。


千葉ららぽーとや、横浜ららぽーとなんかは、

お正月休み中は行っても、あんまり”初日は行かない”という人が多いため、

かえって狙い目。初日の午前中にとっとと行ってしまいましょう。

その他、大丸東京は銀座や丸ビルが目立ちすぎていて、皆意外と午前中はチェックしなかったり。



都内だと、ハイブランドが好きかどうかにも寄りますが‥

渋谷パルコがオススメです。

パルコパート1は、ハイブランドが多く入っているのにも係わらず‥

みんな渋谷109に気を取られていて、午前中はガラガラ、なんてことがあります。


以前、後輩と、パート1に初日の午前中から行ったときは、

本当にお客様が居なくて、

「このままだとパルコって、潰れるんじゃないかな‥」と、心配してしまったほどです。

あと、私がよく行くのは恵比寿。

恵比寿は初日の午前中に行く人があまりいないため、大変狙い目です。



他にもお買い得なSALE活用方法はまだまだあると思います。

長くなってしまったので、また次回に。

他にも情報がありましたら、コメントで教えてください(笑)

父が亡くなってからというもの、TVドラマや映画の

人が病気になる話や死ぬ話が本当にダメになった。

TVの番宣だけでも、泣きそうになってしまう。


さらに、仕事や人生についても、考え方が変わってきてしまった。

今までは、お仕事大好き。

どんなかたちでも続けていきたい。

迷いがなかった。



何が大事で、何のために生きるのか、

改めて、再定義しなければいけなくなった。

大事な人は誰なのか、

大事な事はなんなのか。


単純なことなのに難しくて、考えても考えても、なかなか答えが全部が見えてこない。

これからの自分に向けて、よーく考えなくては。

約10年前、私は初めてアパレルの世界に足を踏み入れた。

それまで一人の購買者である「お客様」だった自分から、「服を売る」立場へ。



初めて体験した、販売員という仕事は、予想以上に厳しい世界で、

服を「売る」ために、服を「美しく」着て、お客様に「買わせる」職業。



しかも、1枚でも多くの服を

お客様に「満足」していただいて、「お買い上げ」いただく事がお仕事。

完全に、全ての評価に売上という数字が影響してくる仕事。



そして、お客様にはそんな数字のことは微塵も感じさせてはいけないが、

売って売って売上を伸ばして、エレガントにさりげなく、

尚且つ、お客様に「気に入って」いただけるのが、最高の販売員。



思うような売上が上がらず、ストックで泣いたり、

少しでも多く売ろうと、他店舗の在庫をも常に頭に入れて、売るための商品を取り寄せたり、

少しでもたくさんのスカートを売るため、スカートを履き、

美脚に見えるよう、7cm ヒールを8時間以上履くのが当たり前だったり。



そんな厳しいアパレルの世界に、迂余曲折しながらも身を置き続けて、10年が経つ。

一見、華やかに見えるが、影ではたゆまない努力をしている人たち。

だからこそ、オシャレにも見えるし、

服が輝いてみえる。



そんな輝いて当たり前の人達と一緒に仕事をしていると、

自分まで輝いてくる気がしてくる。



服が好きで好きで仕方なくてどうしようもなくて、仕事を選んだのだから

後悔は微塵もしていないが、


今日、初めて会った大手アパレル会社の人に、

今更ながら、

改めて、アパレルの際立った服に対する狂気や熱気、底力を感じた。

働いている人たちの誇りや、輝きを感じた。



それが、これから私がやろうとしている仕事にとって、

良い事なのか、悪い事なのかは別だが‥

この人と、この人たちがいる世界で働いてみたい!



10年目にして、アパレル業界の人に対して

またそう思えたことが、ちょっと嬉しかった。