アレキサンダー・マックイーン２０１３／２０１４年秋冬コレクション

ALEXANDER MCQUEEN

サラ・バートンが産休のため、プレゼンテーション形式で１０体の作品を発表したアレキサンダー・マックイーン。アレキサンダー・マックイーンは２０１３／２０１４年秋冬コレクションで、教会、ローマ法王、エリザベス一世、天使、司教などからインスピレーションを受けたデザインを見せた。

珊瑚礁や貝から生まれる驚異の深海ドレスや森の植物や花の重なりの強さを隠したフューチャービューティに続き、２０１３年春夏コレクションでは女王蜂や蜂の巣を思わせるデザインを見せたアレキサンダー・マックイーン。今シーズンはレース使いやオーガンジーを重ねたデザインとともに、パールやダイヤの形が目を引く。また、プリーツやハイウエストもポイントになっている。

細部のテクニックはもちろん、チェックがトレンドになり、シュールレアリスムが注目される中で、教会、ローマ法王からインスピレーションを得て、美の基本であるパールやダイヤの形を使う独自の視点はアレキサンダー・マックイーンらしい。

コレクション写真はオフィシャル。その他はパリの展示会から。