海外ファッションブランド協会新年会開催

海外ファッションブランド協会新年会開催

海外ファッションブランド協会(Overseas Fashion Brand Association略称OFBA)の新年会が都内で行われました。当日はジャパン社の社長やアタッシェドゥプレス、百貨店関係者、新聞・雑誌などのプレス関係者などが出席しました。

ロロ・ピアーナ ジャパン山縣憲一社長に代わり今年１月から新会長になったエルメスジャポン有賀昌男社長は「海外ファッションブランド協会は70を超すブランドが加盟しているが、ブランドを取り巻く環境が大変なスピードで変化する中で、ブランドの果たす役割も10年前とは変わり、協会も変わらなければいけないと強く感じています。量的拡大から新たな質的拡大が求められ、新しい価値観を生み出さなければいけないタイミングで何ができるのかを考えています。ブランドがコラボレーションし、たとえばエリアや将来ポテンシャルの高い顧客になる学生に海外ファッションブランドの価値や独自性をしっかりと伝える機会を作りたい。いろいろなムーブメントを起こしていきたい」とあいさつ。

また、日本百貨店協会会長のＪ・フロントリテイリング茶村俊一社長は「マーケットが二極化し、低価格、節約志向もこれまで以上に進んでいるが、百貨店にとって海外ファッションブランドを軸とする上質な商品を求める顧客がもっとも重要であることに変わりはない。業態を越えた競争が続く中で、海外ファッションブランドのすぐれた商品と百貨店が長い歴史の中で培ってきた力を結集することで、ビジネスを発展させたい」と話しました。

海外ファッションブランド協会有賀昌男新会長

日本百貨店協会茶村俊一会長