ヴィヴィアン・ウエストウッド綱町三井倶楽部でアクセサリーラインのスペシャルイベントを開催
AT 「VIVIENNE WESTWOOD DRESSING UP～SHOWCASE SPECIAL ACCESSORIES～」
ヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)は１１月２９日、東京・綱町三井倶楽部で、アクセサリーラインの今秋冬と２０１３年春夏コレクションを紹介する一夜限りのスペシャルイベントを開催した。通常のショー形式とは違う、ヴィヴィアン・ウエストウッドならではの演出で、限定コレクションと最新コレクションを紹介した。また、ＮＴＴｄｏｃｏｍｏとのコラボレーションによるスマートフォンも披露された。
中央には天井から続く傘で作られたシャンデリア。その下にある落書きやシール、張り紙などで埋め尽くされた受付は、「ある種」の店や劇場のように、店員と顔を合わせずに、招待状出し、入場できるようになっていて、これから始まることを予感させる。
左側の「黄色の大広間」には建築現場のような棚。棚の上には、たくさんのバッグが飾られ、その奥では檻の中や台の上で時計を付けたセクシーなダンサーたちが身をくねらせ、アンダーウエアを身につけたマッチョな男たちが踊る。
中庭に通じるバルコニーはスモーキングエリア。グラマラスなシガレットレディが喫煙具コレクションで火を付ける。
階段を上がった２階では、レッグウエアの展示とともに、ハンカチーフタープ、スカーフで彩られたベッドカバーが飾られた、大きなベッドがあり、その上にはスペシャルコレクションやソックスのアニマルが置かれている。また、１２月８日から３万台限定で発売予定のＮＴＴ ｄｏｃｏｍｏとのコラボレーションによるスマートフォンの展示やモデルたちが小物やバッグなどのアクセサリーを身につけて会場の中を歩くプレゼンテーションも行われた。
デビュー４０周年を記念し、ワールドツアーとして巡回した靴の回顧展 「ヴィヴィアン・ウエストウッドシューズエキジビション１９７３－２０１２(Vivienne Westwood Shoes, AnExhibition 1973-2012)」の日本での開催から一年。今回２０世紀建築の最高傑作のひとつであり、ルネサンス様式の風格ある迎賓館として知られる綱町三井倶楽部で見せたのは市場のニーズも意識したアクセサリーラインにヴィヴィアンらしい怪しく魅惑的な演出をプラスしたエンターテインメント、冬の夜の夢だった。
なお、イベントで発表したエクスクルーシブコレクションはオフィシャルサイト内のオンラインショップで１１月３０日から限定発売されている。
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