ヴィヴィアン・ウエストウッドシューズエキジビション１９７３－２０１２Ｖｉｖｉｅｎｎｅ Ｗｅｓｔｗｏｏｄ Ｓｈｏｅｓ，Ａｎ Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ１９７３－２０１２ (再)
(注: これは２０１１年１２月６日に掲載したものです)
「レディー・ガガが見たらすべての作品を買いたい、ステージで使いたいというだろう」
「欠点があるとすればヴィヴィアン・ウエストウッド本人が来日しなかったことだけだ」
「次のコレクションからは、すべての靴を撮影しろとカメラマンに言わなければ」
「地球環境を守ろう。ヴィヴィアンをファッションに集中させるために」
海外の新聞や雑誌の批評なら、こんな表現を使うだろう、と思わせる展覧会。
これはブログなので、
個人的な感想の混ざったフィクションからスタートしましたが、
ヴィヴィアン・ウエストウッドのデビュー４０周年を記念し、ワールドツアーとして巡回している靴の回顧展
「ヴィヴィアン・ウエストウッドシューズエキジビション１９７３－２０１２Ｖｉｖｉｅｎｎｅ Ｗｅｓｔｗｏｏｄ Ｓｈｏｅｓ，Ａｎ Ｅｘｈｉｂｉｔｉｏｎ １９７３－２０１２」 が１月９日まで、表参道ヒルズ本館地下３階スペース・オーで開催されています(これは２０１１年１２月に掲載したものです。現在は開催されていません)。
ヴィヴィアン・ウエストウッドの４０年のクリエーションを、これまでのコレクションに登場し、話題となった約２００足のシューズコレクションとともに辿るものです。
１９７３年の「セックス」コレクションで発表されたゴート・チェーン・ブーツや１９９３年のコレクションでスーパーモデルのナオミ・キャンベルが転倒したことでも有名な、１０インチのプラットフォームシューズ、スーパー・エレベイテッド・ギリー、発表と同時にコレクタブルアイテムとなったロッキンホース、初めてのショーで発表され、いまも根強い人気のパイレートブーツなど、タイムトンネルを通って過去から現在に進むように、１９７３年に発表された本人私蔵の貴重なコレクションから最新コレクションで発表したシューズまでを時系列に紹介しています。
回顧展のはずなのに、そのデザインは今も新しい、これからの企画の参考になるもの、あるいは、時代がようやくヴィヴィアン・ウエストウッドに追いついたと言えそうなものばかり。また、靴やアクセサリーはもちろん、光や空間演出、会場構成もすばらしく、ファッションに興味がない人もアートとして楽しむことができそう。
もちろん、ファッション好きには、トートバッグ、アドレス帳、Ｔシャツなど、今回の展覧会のために、企画された会場限定商品やオリジナル・グッズも見逃せません。
なお、入場料金は一般１０００円 。大学生・専門学生８００円、高校生･中学生６００円、小学生以下無料です。
今年、東京では「ヒラタノボウシ」「東北の底力、心と光。 『衣』三宅一生」「アーヴィング・ペンと三宅一生 Visual Dialogue」「ヨウジヤマモトYohji Yamamoto写真展覧会」などすばらしい展示会が続きましたが、ヴィヴィアン・ウエストウッドシューズエキジビションはその締めくくりにふさわしいものでした。
ヴィヴィアンウエストウッドシューズエキジビションレセプションパーティー
http://ameblo.jp/fashionleaks/entry-11108440495.html
