パリコレの秘密2011取材登録その後



以前も書きましたが、実は一番はじめにすることは取材登録ではなく、チェックアウト後のホテルの仮予約でした。

それはともかく、

現在も登録用紙は基本的に数ヶ月前に郵送されてきますし、こちらからも原本を郵便やEMS(国際スピード郵便)で返すという原則も変わりません。

しかし、以前別々だった取材者用の用紙とカメラマンの用紙は数年前から一枚になりました。また、用紙を一枚にしたのと同様にさまざまな効率化が進み、取材登録の宛先は協会ではなく外部の会社になり、締め切りも早くなっています。
当時は8月末だったのに、前回の2011年春夏パリコレクションの締め切りは7月末。約一ヶ月早くなりました。しかも、その後は休んでしまいます。
数年前のことですが、ぎりぎりのタイミングだったのでEMS(国際スピード郵便)で送ったら、すでに夏休みに入っていて「受取人不在」でそのまま日本に帰ってきてしまったということがありました。最近も締め切り数日後に問い合わせのメールを送ると、すぐに何日から何日まで「夏休み」なのでという自動メールが返ってきたということもありました。
その一方、相手の休み明けには、「すでに締め切られていますので、至急、メールで取材登録用紙などを提出してください」というメールも送られてきます。
5年前に書いたそれに時間を守らないヨーロッパの人は本当に締め切りを守っているのでしょうか?
疑問です。締め切りを過ぎてから届くとか、出したのに届かないとか、トラブルがあるような気がするんですが、という見方はやはり当たっていたようです。
また、PDFを使えば原本と変わらない書類を送ることができるようになったためかもしれません。以前はとりあえずすぐにファクスで送り、その後現物を送ることが必要でしたが、最近はぎりぎりの場合はメールによる返信も認められるようになっているようです。