パリコレの秘密。パリコレの歩き方
2006年5月2日


パリコレではどんな服を着ていくのと聞かれることもあります。多分、テレビや雑誌でルイ・ヴィトンやクリスチャン・ディオールのパーティか何かを見て、そう思ったんだと思います。
パリコレの会場スナップやセレブのパーティの写真などを見ているとみんなすごくファッショナブルですが、本当は結構抑えているんですよ。一目でどのブランドかわかるようなものはあまり着ないし、バッグも某ブランドの限定品とかではなくて、あまり目立たないというか、定番的なものを持って行きます。
東京コレクションや日本でラグジュアリーブランドのショップオープンとかに行くときよりも地味かもしれません。
パリコレクションでは朝から夜まで7、8ブランドのショーに行きますから、あまりどこのかわからないほうが無難ですし、入り口で押し合いへし合い、ぐちゃぐちゃになりますから。

それに、最後のショーの後で夜の11時過ぎに地下鉄に乗らなくてはいけなくなったり、ショーの会場がとても危ない地区だったりすることもあります。
デザイナーのインタビューや大好きなブランドのコレクション、ショーの後にパーティがある場合などは別ですけど。

もちろん、ミニスカートなんかはいている人はいません。パリコレが終わって成田に着くと毎回、日本てこんなにミニスカートが多いんだと改めて思ってしまいまうぐらい。このブログを読んでいる女の子でパリコレの会場に行ってみようと思っているなら、着ていく服にも気をつけてくださいね。
昔、冨永愛ちゃんが東京コレクションに高校の制服(ミニスカートとルーズソックス)で来ていましたし、パリにいまの女子高生の制服とか109の前にいる女の子たちみたいな服で来たらパパラッチに写真を撮られるかもしれませんが、その後で問題が起きても責任はもてません。
パリは(パリだけでなく海外ではというほうが正しいですけど)スリやひったくりも多いですから。
ミニスカートとルイ・ヴィトンのバッグでメトロに乗るようなことはしない方がいいと思います。
パリコレスナップを見ると派手に見えるけど、モデルだってセクシーなのはインナーとパンツだけで、
ジャケットやライダースなんかを組み合わせて外に出ると、目立ちすぎないようにしていますよ。
なんだか地球の歩き方みたいになってしまいました。