5年前に書いたものです。

パリコレの秘密。移動はバスで。




あなたの知らないパリコレ&ファッション2011パリコレの秘密完全版 移動する時にはサンディカが出しているバスを使います。ルーブルでは会場を出てまっすぐ行ったところのエスカレーターを降りてすぐの地下の駐車場バスが止まっています。他の会場ではショーが終わると外に看板(というほど大きくないんですけど)をもった男の人が立っているのでバスがどこにあるのかを確認します。言葉がわからなくても指で指してくれるので大丈夫。
バスは3台ぐらいあるけど、とりあえず走って一台目に乗ります。バスの中はやっぱり日本人が多いんです。やっぱり、日本人はみんなまじめでひとつでも多くのコレクションを見ようとするからだと思いますね。間に合わなかったり、間に合っても会場に入れないことも絶対無いとはいえないのですが、一応このバスが着いてからショーが始まることになっているので、一般紙や
何十年もパリコレを見ているジャーナリスト、業界紙の記者さんたちも乗っています。

アジア系のジャーナリストやカメラマンもけっこういます。次のショーを見る気がなくてもとりあえずバスに乗ってコレクションが終わるまで、近所のカフェにいたり、食事をしたりしている人もいるんですよ。
シーズンによってはバスの中に食べ物や飲み物が置いていることも。そういえば、先シーズンはある雑誌の広告(JRで車両の外に広告がプリントしてあるものみたいな)をプリントしたバスがあったんですけど、飲み物や軽食が出てきた上に、マッサージまで受けられるということでびっくりしました。今シーズンもあるんでしょうか?
知っている範囲だと、バス移動ができるようになったのは9・11の後ぐらいだと思います。バスが出る前はメトロかタクシーで移動していたんですから、本当に便利になりましたね。でも、逆に会場の場所を憶えなくなってしまいました。たまに、途中で他のお仕事をして、いつも行っている会場に行こうとして、そういえばどうやっていけばいいんだろう?なんてことも。

あなたの知らないパリコレ&ファッション2011パリコレの秘密完全版