留学したいけど、何から初めていいか分からない!

 

「アメリカの大学に留学してみたい!けど、何からやればいいの?」

 

そう思っている高校生や大学生は多いと思います。

 

そこで、今回は高校、コミカレ、4大と渡って5年間ちょっとアメリカに留学している僕の経験を元に、留学したいなら今やっておくべきことを幾つかシリーズに分けて紹介しますよね。

 

今回は英語関連(1)として、今からでもできる留学のための英語勉強方法を一つ紹介します。

 

 

英語を英語で理解できるようになる!

 

アメリカでの大学に正規で留学する上ではTOEFLの点数を提出しなければいけません。(一部編入生や大学によっては例外もあります)大学で授業を受けているとわかるのですが、TOEFLのリスニングの部分をある程度理解できるかが、自分がアメリカの大学で今ついていけるかの良い目安になると思います。

 

もちろん、リスニングの部分を30点満点取る必要があるといっているわけでもありません。逆に高校から留学している僕でも、授業中分からなかったり聞き取れない単語も全然あります。特に、専門分野の単語は初見だと本当にわからなかったりします。

 

*僕はもう3年ちょっとTOEFLを受けていませんので、ここで詳しくTOEFLの勉強方法については書きませんが、もし個人でご連絡をいただければ、是非対応させていただきますよね

 

留学前にできる英語学習として、おすすめできるのは英英辞典を使うことです。分からない単語に出会うと、それを日本語ではなく英語で理解しようとする習慣をつけましょう。

 

僕は高校に入ったときにESLの先生からこの勉強方法を教わって、当時は全く良さがわかりませんでしたが、今になってようやく分かるようになりました。

 

先にも言いましたが、大学に入って専門の分野を専攻として勉強すると、初見では意味の分からない単語や本来の意味とは違った意味で使われる単語と出会うことが多くなります。日本語に直して意味の分かる単語もあれば、中には英語のまま理解したほうがわかりやすいものや日本語訳そのものが存在しない単語も多いんですよね。

 

特に僕が取った哲学のクラスでは訳の分からない単語や文脈がいくつもあり、何回か日本語訳を探してみましたが、結局は英語で調べて全て理解しました。

 

絶対に将来のために立ちますので、早い段階から英英辞典を使うなどして、英語を英語で理解する訓練をしておきましょう。

 

 

留学相談

 

 

記事の途中にも書きましたが、もしアメリカ高校・大学留学の相談に乗ってもらいたい!という方がいましたら、ぜひ僕で良ければ相談に乗りますので、もしよろしければコメントくださいね!

 

戦争史ってすごい厄介で、国によって違ったように捉えられますよね。特に第二次世界大戦のような歴史上一番大きな戦争の一つなら尚更それぞれの国によって違う価値観のもと、学校で子供に戦争史を教えますよね。

 

僕は中学校まで日本で卒業しましたが、ブログのタイトルにある通り

 

「元不登校、元引きこもり」

 

という羽生善治もびっくりなタイトルホルダーだったので、日本の中学校で歴史について全く勉強していません。

 

ただ、逆にそういう意味では変な偏見を持たずに渡米後にアメリカ人の歴史認識についてしれたので良かったかもしれないです。

 

僕は政経関連の学部ということで、今学期アメリカの戦争史について勉強していますので、アメリカの大学ではどのように戦争史が教えられているのかということを紹介したいと思います。

 

アメリカは戦争をしたくなかった!?

 

アメリカが第二次世界大戦に本格的に参加することになったのは、1941年12月7日に日本軍がパール・ハーバーを攻撃したからだというのは、アメリカにおける周知の事実となっています。実際にそれまでに「ハル・ノート」がどのような役割を果たしかなどは一般のアメリカ人は知りません。

 

そのため、僕が授業中に読む文献や本もほとんど、アメリカは初期の段階では戦争に参加しないような努力をしていたということを書いています。

 

しかし、実際にはパール・ハーバー以前の段階でアメリカは水面下で戦争に入る準備を始めていました。

 

 

戦争参加におけるアメリカのイデオロギー!?

 

では、なぜアメリカは戦争に参加したのでしょうか?

 

もちろん、ドイツ軍の拡大がイギリスの大きな脅威となっていたのは事実です。

それに対抗すべくAtlantic Charterという声明をチャーチル首相アメリカ大統領のFDRが共同で出していますよね。

 

しかし、アメリカが戦争に参加したのに一番大きな影響を与えたのは第一次世界大戦後におけるアメリカの”干渉不足”だったという人もいるみたいです。

 

第一次世界大戦後にはLeague of Nations (国際連盟)が設立されました。しかし、アメリカはこれに参加しませんでしたよね。

 

その後の世界秩序の崩壊はアメリカが国際連盟に加盟して、世界でリーダーシップを取らなかったからだと考えるエリート層が当時のアメリカには多かったのです。

 

僕が今学期呼んだ本にもありましたが、第二次世界大戦に参加をし、枢軸国の暴走を止めることはアメリカにとって”Second Chance”だったと言うわけです。

 

そのままの意味で、”二度目のチャンス”という意味です。

 

逆に言えば、国際連盟に参加しなかった最初のチャンスは、アメリカにとって失敗だったという考えを暗示してますよね。

 

アメリカのエリートたちがもっていた第二次世界大戦が"Second Chance"というイデオロギーが、後のアメリカの戦争参戦に大きく影響したと述べる学者も多いです。

 

 

原爆投下は正義だったのか!?

 

ここから先は一気に終戦までの話に飛ばしちゃいますが、つい先週ほど受けた授業でちょうど原爆投下の話を教授がしました。

 

あくまでも、教授一人だけの認識ですが、彼は原爆投下はアメリカにとっては仕方のないことだったと言っていました。

 

マンハッタン計画から除外されていたソ連とアメリカは戦争中から”old suspicion”があり、戦争中は敵の敵ということでお互いに協力はしつつも、ある程度の疑惑を双方が持っていたんですね。

 

ソ連はスパイにより、アメリカが原爆の開発していたということを知っていたそうですので、教授の考えとしてはアメリカにとって、日本に原爆を落とすことが戦争後に主導権を握る上でしかたがなかったという主張です。

 

 

まとめ

 

ちょうど、教授が原爆の話を先週したということで、結構タイムリーな記事として紹介したいなと思ったので、今回は戦争途中のことを飛ばして書いてみました。また、僕の受けている授業で面白いなと思ったことがあったら「授業日記」のところで随時紹介しますね!

日本人でもアメリカで差別される!?

 

トランプ氏が大統領になってからイスラム教徒の人たちや黒人などのマイノリティに対する風当たりが強くなったとか、差別に関する話をよく耳にするようになりましたね。

 

アメリカで言う人種差別とはよく黒人やヒスパニックの人を対象にしてるように聞こえますが、日本人を含むアジア人も決して例外ではありません。

 

僕が進学した高校は南部にありましたが、学校や町中で差別にあうことは全然珍しくなく、何度も寮に帰ってはベットに潜っては悔しさを抑えていました。

 

「差別って別に大したことないじゃん?」

 

そう思う人も多いと思います。実際に僕も渡米前は

 

「差別なんて知らねーよ。俺は孤高の引きこもりで今までいじめられてきたから、そんなことで悩むほど弱くねーし。」

 

みたいなに格好つけてました。(笑)

 

だって見た目で誰かをいじったりするのは小学生でもやりますよね。ただ、当時15歳の僕にとって、自分の肌の色や人種で人を判断される経験っていうのはある意味新鮮で、とても衝撃的でした。

 

 

実録!僕が留学中に受けた人種差別!

 

差別と一言でいっても色んなことがありますが、例えば僕が受けた人種差別は。。。

 

 

町中で、白人のスーツをきたビジネスマンから

 

「お前どこ出身だ?アメリカ人じゃねーだろ。国に帰れ!」

 

と目の前で怒鳴られたり。

 

 

ファストフードの店に白人の友だちと行ったとき、白人の友達のオーダーは取っても僕がレジに進むと店人全員に無視をされたり。

 

 

授業中に他の生徒の前で先生から名前(日本語の名前)を馬鹿にされて、戦争の話を持ち出して説教されたり。

 

 

映画の中の話や何十年も前の話ではないんですよ?つい数年前の話から、大学に入った今でもこのような「人種差別かも?」と感じるような経験をすることもあります。

 

 

特に「国に帰れ!」とは思い出せないぐらい言われたような。。。笑

 

 

 

 

人種差別に負けるな!

 

でも、こう言うと僕がアメリカ人のことが嫌いのように聞こえるかもしれないけど、全然違います!

 

差別なんか気にする必要なんてないんです!

 

差別するアメリカ人もいるということは、差別しないアメリカ人も居る。これは比率は違っても日本でも同じですよね。日本でも特定の国の人種や思想を持った人を差別する人もいれば、差別しない人もいる。

 

個々の価値観は人それぞれ違うんですから。

 

 

僕はある時から、差別を受けても

 

「あーお前はそう思ってんだ。でも、俺にはそんなこと関係ねーんだわ。」

 

みたいな楽なスタンスで接するようにしたら全然気にすることはなくなりました。

 

「人種差別なんてして、自分から色んな人に対して壁を作って、孤立しちゃってもったいないなー」

 

こう思うことが大事です。

 

 

まとめ

 

もちろん、夢を持って日本を飛び立って、アメリカで必死に勉強しているのに日本人やアジア人と言うから差別をうけるのはすごく悲しいことです。しかし、あくまでもそのように人に接する人もいれば、そうでない人もいます。人種差別をする人の考えを変えることは、決して簡単ではありません。それが、赤の他人だったらなおさらです。

 

ですので、自分がいくら頑張っても変えることのできないものに対しては、過度に気にしないようにしましょう!