免停中で車に乗れずにいた兄貴のAlfa Romeo GTVに コッソリ仮免運転中サインをナンバープレートの横に張り、父を横に乗せて練習したのが、僕の初めてのイタリア車との出会いでした。免許を取って数年が経ち、兄貴の足車だったFiat Panda 1000 fireを頻繁に乗り回す様になったのですが、Pandaの初めの印象は、ハンドルが重い。曲がらない。止まらない。走らない。と、最悪でした。初めて運転した時は、いきなり近所の酒屋さんに突っ込みそうになるわ、電柱には突っ込みそうになるわで、What a fuck! 兄貴はとんでもない車に乗ってるな~と思ってたのと、Pandaなんて乗りたくないってのが正直な印象でした。当時、僕はアメリカの学校に行っていたので、夏と冬の年に2回ほど、日本に帰国した時に乗る車がPandaだったわけです。日本に帰国中はいっつもどこかに遊び歩いていたので、毎日Pandaと一緒に行動してたのです。性格上かっ飛ばすのが大好きなので、目的地まで飛ばして走る様になってきて、そして気づくと、結構速く走れるのが当たり前になっていたのです。実はPandaは最高に楽しい車だと思った瞬間から僕のイタリア車に対する思いが日に日に、強くなって行ったのです。Pandaはエンジンをブン回して走っても、30馬力程度なのでそんなにスピードは出ない分、街がまるでサーキットの様に気持ち良く走れるので最高です。丁寧に運転しないとちゃんと走らないし。この赤Pandaが1996年頃から数年間乗っていたマシーンです。
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