普段使っているWindows11の端末(仮想)で、ディスクの空き容量を感じるようになりました。
80GB割り当ててありますが、空き容量が10GB程度です。
OSのインストールISOなど10GB近くありますから、
大容量のダウンロードを行うと、すでに厳しいサイズです。
webから取得したファイルは、OneDriveへ待避し、
使うときにOneDriveからダウンロードする感じで回避してきましたが、不便だったので
割り当てサイズを変更しました。
VirtualBox上で割り当てサイズを100GBに拡張し、OS起動。
管理者で、「ディスクの管理」を開いて、パーティションの拡大と簡単と思っていたら、はまりました。
回復パーティションが、そこにあると。。。。。
なので、まず、回復パーティションを移動しないと行けません。
1．回復パーティションを無効化
>reagentc /disable
2．リカバリー用のファイルがC:\に移動したか確認します。
> Get-ChildItem -Hidden C:\Windows\System32\Recovery
Directory: C:\Windows\System32\Recovery
Mode LastWriteTime Length Name
---- ------------- ------ ----
-a-hs 2023/09/14 14:15 594105726 Winre.wim
3．回復パーティションを削除します。
> diskpart
Microsoft DiskPart バージョン 10.0.22621.1
Copyright (C) Microsoft Corporation.
コンピューター: D-1877B
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 100 GB 20 GB *
DISKPART> select disk 0
ディスク 0 が選択されました。
DISKPART> list partition
Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
Partition 1 システム 100 MB 1024 KB
Partition 2 予約済み 16 MB 101 MB
Partition 3 プライマリ 79 GB 117 MB
Partition 4 回復 668 MB 79 GB
DISKPART> select partition 4
パーティション 4 が選択されました。
DISKPART> delete partition override
DiskPart は選択されたパーティションを正常に削除しました。
GUIから確認するとこんな感じ
4．Cドライブを拡張します。
回復パーティションのサイズを引いて拡張するより、最大まで拡張した後、回復パーティション分小さくするほうが計算が楽です。
> diskpart
Microsoft DiskPart バージョン 10.0.22621.1
Copyright (C) Microsoft Corporation.
コンピューター: D-1877B
DISKPART> list disk
ディスク 状態 サイズ 空き ダイナ GPT
### ミック
------------ ------------- ------- ------- --- ---
ディスク 0 オンライン 100 GB 20 GB *
DISKPART> select disk 0
ディスク 0 が選択されました。
DISKPART> list partition
Partition ### Type Size Offset
------------- ------------------ ------- -------
Partition 1 システム 100 MB 1024 KB
Partition 2 予約済み 16 MB 101 MB
Partition 3 プライマリ 79 GB 117 MB
DISKPART> select partition 3
パーティション 3 が選択されました。
DISKPART> extend
DiskPart はボリュームを正常に拡張しました。
DISKPART> shrink minimum=1024
ボリュームは、次の方法で正常に縮小されました: 1024 MB
GUIから確認すると
5．回復パーティションを作成します。
DISKPART> create partition primary
DiskPart は指定したパーティションの作成に成功しました。
DISKPART> format quick fs=ntfs label=Recovery
100% 完了しました
DiskPart は、ボリュームのフォーマットを完了しました。
DISKPART> set id=de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac
DiskPart は、パーティション ID を設定しました。
DISKPART> gpt attributes=0x8000000000000001
選択された GPT パーティションに DiskPart で属性を割り当てました。
回復パーティションの有効化します。
> reagentc /enable
確認しておきましょう。
> reagentc /info
Windows 回復環境 (Windows RE) およびシステム リセット構成
情報:
Windows RE の状態: Enabled
Windows RE の場所: \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition4\Recovery\WindowsRE
ブート構成データ (BCD) ID: 8843a2e6-3d70-11ee-a86c-9f6ef9c50cd4
回復イメージの場所:
回復イメージ インデックス: 0
カスタム イメージの場所:
カスタム イメージ インデックス: 0
REAGENTC.EXE: 操作は成功しました。
Cドライブのイメージは移動されて無くなります
> Get-ChildItem -Hidden C:\Windows\System32\Recovery