がんセンターを退院して5年3ヶ月が経ちました。
関わってきた医療関係者の方々には感謝します。本当に助けて頂いてありがとうございます。
5年と言うとがんサバイバーにとっては一つの目安、目標となるマイルストンです。実に長く険しい道のりでした。
5年の間に癲癇になるわ慢性腎不全で血液透析になるわで苦難の多き5年でした。手術数は8回でしょうか?恐ろしい数です。
今週の火曜日に電話診察でCTと腫瘍マーカーの結果を聞きました。
hCG 4.0
β-hCG 0.1
hCGがoverしてるけど大丈夫らしいです。
もう電話越しに大声で「え」となりました。男性ホルモンが着々と減っております
ホンマに大丈夫なんかいな。
12月がラストだった主治医からこの度新主治医に変わりました。電話越しですが声が凄い温厚で患者目線第一の会話でした。ここの泌尿器科の先生はどの方々も素晴らしい人格だなと感心しながらhCGがほんのり心配になりました。
次回もサラッと6ヶ月後となり電話診察を終えました。
さて5年以上経った事ですし、
腎移植の話でもしましょう。がんサバイバーは基本5年以上の寛解が必要であるが、それを判断するのは移植を受ける病院側である。他にも心臓や
脳、精神、血圧、肥満など様々な要因でできるできないがある。
私の癌腫は再発し易い事で有名だ。免疫抑制剤による自己防衛機能が落ち、再発したら元も子もなくオシマイである。でも透析からの脱出は透析患者が切望する人生の凄まじい転換となるイベントなのだ。
これからの長い人生、週3でクリニックへ行って針刺されて4〜5時間は苦行である。しかも私の場合、腎不全の原因が抗がん剤による副作用である。糖尿や高尿酸などの生活習慣病からではない。
阪大病院か大阪医大で悩む。
どちらも実績がある。低侵襲でやってくれそう。
もし移植出来るなら母親も入院するので良い方を選びたい。あの病院はもうやめようかな。でも脳外科行ってて良く私の状態を分かってるし...
ではまた決まれば報告をば