『三十年目に女性解放を宣布したのです。それゆえに、先生一人でも真の御父母様の代身であり、お母様が一人でも真の御父母様の代身です。「レバレンド・ムーンが古稀を過ぎて七十を超えたのだから、後継者が出てくるのではないか」という、そのような言葉は片づけてしまうのです。レバレンド・ムーンの夫人は四十七歳にしかなっていません!

ですから今、先生が第一教主、それからお母様が第二教主だというのです。』

(1990年3月27日 第三十一回「父母の日」記念礼拝)

 

2012年9月3日、御父様の御聖和以降、お母様は、当時、世界会長であった「亨進様」を後継者として立てることなく、ご自分が、「後継者」の立場になられた。

 

1990年に御父様が言及された「後継者」になるのは、「第二教主」である「お母様」であるという意思をお母様自ら、堅持し、実行された。

 

しかし、注目しなければならない点があります。

 

その10年後、

 

・ 2000年 3月31日 文鮮明の三男文顕進(ムン・ヒョンジン)が「世界原理研究会」会長に就任。

 

その1,2年ほど前から、御父様は、「母子協助時代から父子協助時代への摂理の転換」を宣言された。

 

今まで母子協助して復帰摂理をしましたが、これからは父子協助時代です。アダムさえ堕落しなければ、エバはいくらでも創ることができるのです。

資料:み言選集 311巻192ページ 1999.09.04 <環境創造の能力者となれ

郭錠煥!「はい」 なぜ母子協助時代から父子協助時代となるのか?話してみなさい。<中略> 国家時代を超えて、アボジを中心に連結された時、オモニではありません。これで一つになると、オモニは長子に任せるので父子協助時代に移るのです。父子協助時代になると、ここで全て終わるのです。分かるでしょう?「はい」

資料:み言選集 314巻230ページ 2000.1.5 <新千年天国完成は祖国光復から>

「そのように生きてみると、私がここまできて、世界は私が主人になることを願うのです。 『文総裁が80になるのに後継者は誰ですか』と心配する人が多いのです。今回、顯進が現れたのを見て『アイゴ、これでよし!』というのです。

 統一教会に反対する人たちも『アイゴ、よかった!』というのです。そうなると世界がひっくり返るのです。天地開闢が起こるのです。そうすると、反対した人たちも自分たちは死んでも息子娘は統一教会へ行けと遺言を残して死ぬのです。

出典:み言選集325巻312ページ、2000年07月02日『真の愛を中心とした為に生きる人生』」

 

「顕進様」を擁護される方たちは、御父様が、「お母様の第二教主としての後継者」を否定され、「顕進様」を「後継者」の根拠として、上記の御言葉を多く語られていることをあげています。

 

しかし、その5年後、「顕進様」を「後継者」としていた御父様が、意を翻し、7男の「亨進様」に関しての強烈な御言葉を語られています。

 

『望みをかけている息子・亨進』

み言葉選集 496-37-2005.5.13(金)漢南洞国際研修院

 

私が息子娘を愛せなかったので、今、孫を愛しているというのです。

それが末っ子の息子です。一人しか残っていません。

亨進しか残っていないのです。

皆、ひっかかっていくかもしれない立場にいるのです。​

その亨進は、義母が先に逝きました。

オモニがいない中でも...。オモニがいません。

オモニも、今、統一教会でオモニの責任を果たしていない立場において

自分がしなければならないものが幾重にも残されているのです。

 

ハーバード大学院の歴史科に入ったが諦めて、これから博士(過程)までしようとすれば、8年の歳月が、7年、5年以上の歳月をかけなければなりません。

私は博士はするなと言いました。その博士(過程)が終わるのが今から5年です。

5年。8年の前に終えろと言いました。 3次時代にはお前が宗教界の全てを知って

てっぺんで捕まえてひっくり返さなければならないという命令をしているのです。

 

郭錠煥(カク・ジョンファン)!「はい」

どこのどの息子にできなくても、そのような命令をすることができる人を

​育てていることを知らなくてはいけません。

「はい。」わかりましたか?「はい。」

中間の輩はみな、傷(あら、欠点)があります。傷があります。

​先生自身も離婚しただろう。​傷があるだろう?

聖進も傷があるだろう?孝進も傷があり、

興進は霊界に行って、顕進もそうだ。自分の勝手にするだろう?

そうかそうでないか?國進も勝手にしただろう。

勝手にやっていない息子...。

 

「顕進もそうだ。自分の勝手にするだろう?」

 

この御言葉は、「顕進様」を「後継者」としていた御父様が、「心変わり」し、「亨進様」に「後継者」の立場を希望されているように理解できます。

 

御父様は、「後継者問題」に関し、はじめは、「お母様」を指定し、次に、「顕進様」を指定し、次に「亨進様」を指定されたと言えます。

 

「お母様」、「顕進様」、「亨進様」、各々の方たちに関して、「後継者としての指定」の御言葉が存在し、それぞれの方々を擁護されている方は、その御言葉を根拠にして、お父様がこう語られているから、「お母様」が、「顕進様」が、「亨進様」が「後継者」であると主張されているわけです。

 

「亨進様」に関しては、2008年ごろから、お母様主導による「金孝律氏」らと「仁進様」、「国進様」と共謀して、「お母様」が受け入れられなかった、「父子時代のみ言葉」の反発としての「顕進様外し」を積極的に協力し、「世界会長」と「王冠」を何度か(3度?)いただいた。

 

御父様は、御父様の御言葉において最終的に「後継者候補」である「亨進様」が、果たして「後継者」にふさわしいかどうか、「亨進様」だけではなく、「顕進様外し」を企てた者たちに対しての厳しい決定的な御言葉を語られた。

 

「お母様、仁進様、国進様、亨進様の名前を挙げられながら、”お前たちは裏で組になって私を殺そうとした、私を売り渡そうとした”と語られ、亨進様の頭を叩くようなしぐさをされながら(補佐官らは叩かれなかった)お母様に対しては、
“この女!真の母か?韓鶴子女史か?総裁か?”と語られながら怒りを一時間近く露わにされた。
ピーター金を指しながら“この詐欺師のようなやつが補佐官か?”ユンジョンロ氏を指しながら“この詐欺師め”、朱東文氏を見て“この詐欺師のようなやつ”と叱責された。」

( 2010年11月18日天正宮訓読でお父様が激怒(アルジェリアの分捧王の権ヲンアン氏の報告)(正式な記録なし)

 

”お前たちは裏で組になって私を殺そうとした、私を売り渡そうとした”

 

の「私」は、「顕進」と言えないため、そのような形にされたと推測される。

 

「後継者候補筆頭」であった、「亨進様」が、「御父様を殺そうとした」、「売り渡そうとした」

行為をして、「後継者」としての「資格」は、「維持・継続」されるでしょうか。「お母様」においてもそうです。

「お母様」も「亨進様」も「後継者」としての「資格」は、「喪失」されたと思われます。

 

ただ、ご本人たちがされた「行為」が、「重大な神様と御父様への反逆行為」であることを全く、認めず、「重罪」であるという認識は、全くないと思われます。

 

そして、最終的には、2012年8月3日の朝の訓読会にて、

 

「顕進なくして基元節はあり得ない。」

 

「すべてを壊したオンマ(お母様)と金孝律は責任を取りなさい。」

 

と御父様は、御言葉の審判をされたのです。

 

「顕進なくして基元節はあり得ない。」は、「亨進様」に、

 

「すべてを壊したオンマ(お母様)と金孝律は責任を取りなさい。」

 

は、「お母様」と「金孝律氏」へ。

 

もちろん、関わった全ての者たちを含んでいると思います。

 

「お母様」は、「悔い改めること」どころか、

 

「御父様」の御聖和後、

 

「私は絶対権力を持っている」

「私は神でありメシアです」

 

と語り、

 

「亨進様」は、

 

御父様が認可された「正式な後継者」であると表明されています。

 

私は、8月12日の聖母病院での「検査入院」からの「退院」に関して、「医師」の「絶対安静」という「警告」を「御父様の死」という重大な問題として、「入院の続行」という選択肢をとらず、御父様を退院させた方が、「お母様」と「亨進様」であったということに、「御父様の御聖和」に関して重大な責任があると捉え、まだ、「疑惑」をぬぐいきれないことを持ち続けています。

 

今回のタイトルは、「第一のお母様の失敗の「重すぎた蕩減」と「お母様」の天使長復帰の失敗」です。

 

「第一のお母様の失敗」のためにもたらされた「韓鶴子お母様」との御聖婚は、「大きな蕩減」をはらんだ内容があったと思われます。

 

御父様が、「再臨主」として御生誕されてから23年後、「再臨主」としてお生まれになる「啓示」を洪順愛大母様および、多くの聖主教信者が受けています。

御父様を「第一教主・第一再臨主」とすれば、お母様は、「第二教主・第二再臨主」と見ることもできます。「先生一人でも真の御父母様の代身であり、お母様が一人でも真の御父母様の代身です。」と語られています。

 

「お母様」が、「男の再臨主」としてお生まれにならなかったとしても、「女の再臨主」としてお生まれになられたという認識が「お母様」あったとすれば、そう簡単に、「再臨主である御父様の後継者の座」を、他の者に渡すわけがないということではないでしょうか。

 

御父様が、語られた、

 

「先生が第一教主、それからお母様が第二教主だというのです。」

 

という御言葉が、「女再臨主・メシア」として、「啓示」と祈りの中でお生まれになられた「お母様」に、「未来に対するビジョン」を与えてしまったのではないか。大変残念なことに、御父様の願いとは離れて、「御子女さまへの後継問題」に大きく関与し、「ご自分」が、「第二教主」であり、「女の再臨主」であり、「お母様が一人でも真の御父母様の代身です。」ということになってしまったのではないでしょうか。

 

「ザカリアとマリア」との間にお生まれになられた「イエス様」

 

「御父様と洪順愛大母様」との間にお生まれになられた「お母様」

 

本来は御父様と御聖婚される運命ではなかった「お母様」が、御父様の妻となるという道が、

御父様にとっても、お母様にとっても、シック全体にとっても、「重すぎた蕩減」となってしまったと思います。

 

御父様が語られた「第二教主」という御言葉が、特別な事情でお生まれになられた「お母さま」だっため、後の「顕進様の失脚」「御父様の御聖和」等の根本的原因となられてしまったのではないかと思います。

 

その原因は、やはり「第一のお母様の失敗」です。

 

その「蕩減」が軽いわけがないということになります。

 

「お母様」の天使長復帰の失敗に関しては、続く、ということで。

 

 

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