今日は
あなたに
初めて
出逢ってから
2年がたったの。
あっという間
だったね。
私と
出逢ってくれて
ありがとう。
これからも
ずーっと
一緒だよ。
君と
見果てぬ
夢みよう
とても
白い夢を
何か足りない
2人で
オリジナルな
夢を
永遠の
愛を込めて・・・
あるとき ねこは だれの ねこでも ありませんでした。
のらねこ だったのです。
ねこは はじめて 自分の ねこに なりました。
ねこは 自分が だいすきでした。
なにしろ りっぱな とらねこだったので りっぱな のらねこに なりました。
どんな めすねこも ねこの およめさんに なりたがりました。
大きなさかなを プレゼントする ねこも いました。
上等のねずみを さしだす ねこも いました。
めずらしい またたびを おみやげにする ねこも いました。
りっぱな とらもようを なめてくれる ねこも いました。
ねこは いいました。
「おれは 100万回も しんだんだぜ。 いまさら おっかしくて!」
ねこは だれよりも 自分が 好きだったのです。
たった 1ぴき ねこに 見むきも しない 白い うつくしい ねこが いました。
ねこは 白いねこの そばに いって 「おれは 100万回も しんだんだぜ!」と いいました。
白いねこは 「そう。」といったきりでした。
ねこは すこし はらをたてました。
なにしろ 自分が だいすきでしたからね。
つぎの日も つぎの日も ねこは 白いねこの ところへ いって いいました。
「きみは まだ 1回も 生きおわって いないんだろ。」
白いねこは 「そう。」と いったきりでした。
ある日 ねこは 白いねこの 前で くるくると 3回ちゅうがえりをして いいました。
「おれ サーカスの ねこだったことも あるんだぜ。」
白いねこは 「そう。」と いったきりでした。
「おれは 100万回も・・・。」 と いいかけて ねこは
「そばに いても いいかい。」 と 白いねこに たずねました。
白いねこは 「ええ。」と いいました。
ねこは 白いねこの そばに いつまでも いました。
白いねこは かわいい 子ねこを たくさん うみましま。
ねこは もう 「おれは 100万回も・・・。」とは けっして いいませんでした。
ねこは 白いねこと たくさんの 子ねこを 自分よりも 好きなくらいでした。
やがて 子ねこたちは 大きくなって それぞれ どこかへ いきました。
「あいつらも りっぱな のらねこに なったなぁ。」と ねこは まんぞくして いいました。
「ええ。」と 白いねこは いいました。
そして グルグルと やさしく のどを ならしました。
白いねこは すこし おばあさんに なっていました。
ねこは いっそう やさしく グルグルと のどを ならしました。
ねこは 白いねこと いっしょに いつまでも 生きて いたいと 思いました。
ある日 白いねこは ねこの となりで しずかに うごかなく なっていました。
ねこは はじめて なきました。
夜になって 朝になって また 夜になって 朝になって ねこは 100万回も なきました。
朝になって 夜になって ある日の お昼に ねこは なきやみました。
ねこは 白いねこの となりで しずかに うごかなく なりました。
ねこは もう けっして 生きかえりませんでした。
私はあなたにとっての白いねこになれているのかな…
もしも私も100万回生きて来てたとしたら
初めて巡り逢えた大切な存在…
この素敵な絵本を大切なあの人に捧げます。








