ここで、ちょっと主人の事について触れておく。


具体的な事は、ちょっと不味いので・・・ぼやかして・・・・


私は、主人と別れたいとは思っていたけど・・・

主人の事を、人間的に、全面否定している訳ではなかった。

情もあるし、自分の親とか、私の親に対してでも誠実だ。


ただ・・・表現方法が、上手じゃないというか・・・・損な性分なんだろうと思う。

そう分ってはいても・・・・我慢できない事はあるのだ。


頭では分っているから、我慢する。

でも、私は生身の人間だ。感情がある。


この人は、悪気がある訳じゃない!

その時の感情とか・・・そういうのに正直なだけなんだ。

後で、言いすぎたと後悔してるのも・・・痛いほど、分る。。。。


この人は不器用な人なんだ。。。。



そう、理解はしてはいても・・・

毎度の言葉の暴力に、私の心はズタズタにされる。




なんで、そんなに攻撃的になんの?


私が何をしたん?


やる事なすこと、気に入らないなら、なんで一緒にいる必要があんの?


後で、謝るくらいやったら、なんでそんな事言うの?


人を傷つけて楽しいの?




私の心の中に・・・蓄積されていく・・どす黒い塊・・・・

小さな小さな塊だけど・・・・どんどん・・・どんどん・・・蓄積されていく。

あえて・・・何も、考えないようにして・・・過ぎていく年月。。。。

でも・・・それが・・・沸点に達した時・・・


私の身体が拒否反応を示したのだ。


前にも書いたけど・・・・嘔吐、下痢・・・・胃が・・・身体が、悲鳴をあげる。






もう・・・・駄目です。。。。誰か・・・助けて・・・・





別れる決意をした途端に・・・不思議なほど・・・身体が軽くなった。


その時になるまで、自分がそんなに結婚生活を負担に思っていたとは、分らなかった。

だって・・・目を背けていたから・・・考えなくなかったから・・・




主人は、世間的には強い人に見える。

私も、そう思っていた。


でも・・・本当はすごく弱い人なのだ。

だから、外に対して攻撃的になる。

弱い自分を守るために・・・・




でも・・・・なんで、私に対してまで攻撃的になんの?




今から思えば・・・

多分・・・・主人は、私に対して・・・コンプレックスを持っていたのだと思う。


結婚してから、10年間・・・全くSEXがなかった。



そう・・・主人は・・・・・俗に言う・・・イ○ポなのだ。






志賀は、不意をつかれたように、ハッと顔を上げた。

私を確認すると、にこやかに笑い、



『ああ、どうも初めまして。志賀です。・・・どうぞ・・』



声は、なかなか渋めだ。いい感じ♪( ̄▽ ̄)=3


早速、相手の物色を心の中で始める私。


身長は175位だろうか?年齢は40と聞いている。

スラッとしてて、洋服のセンスもなかなか良い。


顔は・・・・昔の男前って感じ。。。(^▽^;)


好みではないけど、嫌いでもない。


難を言えば・・・・やっぱり・・・気障ったらしい所かな?



『いやぁ~、こんなに可愛い人なんて思わなかったよ。

すごく嬉しいなぁ、それにしても、若いよね~。20代前半にしか見えないよ。』


『はぁ~、よく化け物って言われます。』


『化け物?ははは・・・確かに、女性は化け物だね。』




否定しろよ!(-_-メ



『志賀さんは、東京の方ですか?大阪弁と違いますよね~』


『いや、大阪生まれなんだけど、育ちは東京なんだ。

大阪の女性って、東京弁って・・・ちょっと嫌う人が多いよね?

気障っぽく聞こえる?』




図星!ピンポ~ン♪

この人の場合、言葉だけじゃなくって、雰囲気から滲み出てるだけなんやけど・・・


『うん、ちょっと・・・・でも、別に嫌いとかじゃないですよ。

慣れたら、どうってことないと思うし・・・』


『良かった。・・・ところで、真奈さんは、家はどの辺なの?』


『ん・・・・まぁ~、ここから割と近いですよ。志賀さんは?』


『自宅は○○なんだけど、勤め先はすぐ近くだよ。○○駅前の志賀クリニックって知ってる?』





(=◇=;)ゲゲッ!家からメチャ近いやんか!!やばっ!!



『ああ、知ってます。行った事はないけど・・・え?そこの院長先生なんですか?』


『院長先生なんて、大層なものじゃないけど、小さな開業医だからね。』



なんか、身元が安心といえば安心なんだけど、逆に不安と言えば不安だ。


すぐ近所の医院だなんて・・・・どーよ!(-_\)(/_-)三( ゚Д゚)

世の中って、狭いなぁ~って思った。


しばらく話して、思ったよりは誠実そうな人という印象だったけど・・・

やはり、こんなに近所って、問題あるよなぁ~。


私がそわそわと時計を見たりとかしていたからか・・・


『真奈さん、そろそろ時間ないんですよね?行きますか?

・・・ところで、これからも会ってくれます?』


『ん~っと・・・・実は、メチャ家が近いんですよ。

・・・それって、ちょっと不味くないですか?(^_^;)』


『え?どうして?・・・近い方がいいじゃないですか?・・そんなに近いの?』


『はぁ~、歩いても5分もかからないかな?メチャご近所さんですよ。』


『ますます嬉しいなぁ~。ちょっとした時間を縫っても会えたりするかもね。』


『はぁ?・・・・顔、さしますよ。。。患者さんとかにも見られたりするかも知れへんよ。』


『どぉして?別に見られてもいいでしょ?悪い事してる訳じゃないし。』






悪いやん!不倫やろ?!(@ ̄Д ̄@;)


って、別にまだ不倫してる訳じゃないけど・・・

・・・そっか・・・・別に、不倫してる訳じゃないから、どってことないのか?

私が気にしすぎやのん・・・?



私が悶々と・・・黙っていると、


『じゃ、今度はなにか、美味しい物をご馳走しましょう。

僕は、食べるのがすごく好きだからね、色々連れていってあげますよ。

また、連絡しますね。・・・出ましょうか。』


さっさと、伝票を持ってスタスタとレジに行ってしまった。

なんというマイペースだろう。





B型か?(-。-;)










至福の3日間は、あっという間に過ぎ去り、

残ったのは、二日酔いで腫れあがった顔(`・ω・´)ゞと・・・

出会い系のメールの山だけだった。


なんという無駄な3日間を過してしまったのだろう。ヾ(_ _。)ハンセイ…




その後、出会い系の5人位と、メールのやり取りをなんとなく続けていた。


そして、当然のように 『一度、お会いしませんか?』メールが・・・


私も、興味があるけど・・・メールだけじゃ分らないし・・・



『写真を送ってくれますか?


別に、面食いとかじゃないけど・・・どうしても・・・

生理的に受け付けない外見って、あるじゃないですか?

それは、人それぞれの好みの問題で。


その場合、会っても、その人柄以前に、苦痛で堪らなくなるし。

それじゃ、お互いに時間の無駄になってしまいますもん。』



てな感じのメールを送ったと思う。確か・・・



そしたら、速攻、写真付きのメールが次々と送られてきた。

ちゃんと、勝負写真を用意してるのかなぁ~?・・・と、ちょっと面白かった。


今までのメールのやり取りや、写真を見て

会ってもいいかなぁ?って思えたのは5人のうち・・・2人だった。


なので、あとの3人には、丁重にお断りのメールを出した。


約1名・・・それでもしつこくメールを出してくる人がいたが、一切無視した。

断りのメールを入れてるのに、しつこくメールを出してくる時点で、



ああ~、やっぱ断っておいて正解やった!ストーカータイプやん!



ホッと、胸をなでおろす私。





もちろん、先方からも、こっちの写真を送ってくれとのメールが来る。



『ごめんなさい。勝手だとは思うけど、会った事ない人に写真を送るのはいやです。

一応、男と女の立場の違いということで、ご理解いただけますか?

ずるいなって、自分でも思うけど、・・・ごめんね。』



そしたら、一人は、失礼だ!と怒ってメールをよこしてきた。

ま、確かに相手には送らせておいて・・・失礼だよね。(^_^;)


でも、いやなものは、仕方が無い!

それが、いやなら、やめときゃいいじゃん!




そして、最後の一人・・・


『そういうことなら、いいですよ。

もちろん、男と女では、違いますもんね。

むしろ、賢明な方だと、私は感心しました。


ますます、お会いしたくなりました。

なるべく、貴女の都合に合わせますので、

都合のいい日を、メールでお知らせ下さい。』



ここまで、来たら・・・もう会うしかない。。。Σ\( ̄ー ̄;)



食事に誘ってきたけど・・・やな人だったら食事も美味しく頂けないし、

とりあえず、1時間位しかないって事で、喫茶店で軽くお茶だけすることにした。


1時間位のお茶なら・・・適当な世間話だけして、逃げれるし・・・








約束の日が来た。





なんか、すごいドキドキする。(°Д°;≡°Д°;)






あ!・・・あの人だ。。。。。写真の顔が・・・そこにあった。





写真の印象・・・面長で、優しそうな感じ。


実物の印象・・・面長で、優しそうなんだけど、キザそうな感じ。




ちょっと失敗か?( ̄ー ̄;



でも、ここまできたら、仕方ない!腹をくくって・・・




『あのぉ~、こんにちは。志賀さんですよね?』