『野依八幡社のヒメボタル記録』(10)
2024年5月23日【記録撮影最終日】
(飛翔16日目・8匹)

どか~んと満月が居座る夜。

ほとんどのメスたちは
前日までに交尾と産卵を終えて
地上の発光が見られなくなり

居残ったオスたちが広範囲を
むなしく彷徨い続ける時期。

翌日からは強風や雨で
飛ぶ数も日毎に減って
5月29日で最後の1匹も力尽き
境内の常夜灯を点灯再開。

今年の繁殖期は例年よりも
1週間以上早く始まり終了した。

生息数は増えておらず
環境のさらなる悪化で
来年以降の存続が厳しい状況。

保育園の建て替え工事が完了し
旧園舎の跡地が運動場となり
生息地は日当たりと風通しが強烈。

職員駐車場や外周道路沿いも
成長し過ぎた樹木の
太枝切除や伐採を強いられ
鎮守の森はスカスカ状態。

林床の乾燥化が進行するため
外周樹木の枝葉が茂るまで
生息数の増加は見込めない。


①枚目:
愛知県豊橋市野依町
野依八幡社の境内 クスノキ下にて
5月23日 22:35~23:24の間に
連続撮影した50分間の光跡
(複数枚を比較明合成)


 

②~⑧枚目:7月7日の昼間に撮影

園舎の建て替えが完了した保育園と
スカスカになった職員駐車場側の森。

 

 

 

 

 

 



自宅前の神社境内に
かろうじて生息し続けている
陸生のホタル「ヒメボタル(姫蛍)」

今年も5月の繁殖期に毎日観察して
時々撮っておいた写真の記録投稿は
今回で終了します。

この後あちこちへ出向いて観察した
ヒメボタル生息地の記録写真は
インスタグラム『 @noyorikko 』へ
のんびり気ままに投稿して行きます。

ではまた。

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