「今じゃないって!」ってセリフがピークでしたね。

僕もいつかどこかの場面で大声で言ってみたい台詞でしたね。

けど、そこで笑った以外はほとんど感情が無のまま観てました。

これは個人的な感覚なんでしょうけど、僕は人の恋愛とか興味がないみたいです。

それに、いくつかポイントみたいのもあったと思うんです。

"このき" とか "さちせ" みたいな言葉遊びや、テレビの音量を最大にすることや、オムライスを頼むことの意味とか。

あまりにつまらなくて「そんなんもうどうでもいいよ」ってなりました。


途中、長台詞がありましたね。

俳優の記憶力がすごいねとか、演技への集中力がすごいねとか、思うことはあるんですよ。

ただ、それだけと言うか。

すごい批判食らいそうですけど、この映画みたいなフラれた女のいいわけって聞き苦しいですね。

相手に罪悪感を持たせるような言い方していて、すごくイヤな気分になりました。

自分が恋愛感情を持たない異性から恋愛感情を持たれてもこんなふうに思われるから迷惑なんだよな、って思ってしまって。

これは個人的な感想なので、この女の子を理解する人は多いと思います。

僕が少数派で人として間違い寄りなんでしょうね。

自分の人としてダメなところを自覚したシーンでした 笑

ラスト近くでまた同じようなシーンがあって「いや、もういいよ」ってなりました。

よく一人で喋る姉妹だな、って 笑

そういう見所も僕はイヤな気分になりながら観てしまいましたね。


久しぶりに観た時間が無駄だったな、と感じた映画でした。

ただ「みんなもつまらなかったよね」と言いたいわけではなくて。

きっと人として感じるべき、知っておくべき感情みたいなものが描かれてると思うんです。

僕はこの映画からそれを学ぼうって気にならなかっただけです。

とりあえず、河合優実の本心はあんなだったし古田新太もあれだけ強く言っていたので、これから自惚れないように生きていきたいと思います。