Nabbie's Tea Roomへようこそコーヒー

こんにちは、ナビィです。

 

朝焼けに照らされる茶畑

霧に包まれた茶畑の向こうで、空がゆっくりと色を変えていく。

静かな山の朝、聞こえるのは風と鳥の声だけ…

 

なんて文章を添えたくなる写真ですが、実際にはお祈りの放送が大音量で流れる中で見る朝焼け笑

 

そんな絶景と文化に触れられる場所、それがヘリタンス ティーファクトリーキラキラ
かつて実際に紅茶を製造していた工場を、そのまま活かしてつくられたホテルです。

 

紅茶と鍵

先日、紅茶専門店MITSU TEAのスリランカ紅茶ツアーで宿泊したこちらのホテル。

 

紅茶の世界にどっぷり浸かれて紅茶好きにはもちろん、スリランカの文化や歴史に興味がある人も楽しめるポイントがたくさんあったので、今回はこのホテルについて詳しく書きたいと思います鉛筆

 

このホテルも含めて、スリランカ紅茶ツアー全体の記録をまとめています。
茶畑や製茶工場巡りなど、旅の流れを知りたい方はこちらもぜひニコニコ

 

 

  紅茶工場がそのままホテルに⁉​ヘリタンスティーファクトリー

現在ホテルが建つこの場所は、かつて「ヘザーセット茶園」と呼ばれていました🌱


1879年、イギリス人のウィリアム・フラワーデュー氏がこの地でキナや紅茶の栽培を開始。
その後、1880年代後半には最初の製茶工場が建設されます。

その工場は第一次世界大戦で大きな被害を受け、1930年代に再建。
最盛期には年間約50万kgもの紅茶を生産する重要な拠点でした。

しかし1973年、機械の老朽化やコストの増加により操業を停止。
工場はそのまま、静かに役目を終えることになります。
 

そして1996年。

放置されていたこの工場は、スリランカのホテルグループによって新たな命を吹き込まれましたキラキラ

当時の構造や機械を残したまま、「工場を改装したホテル」として生まれ変わったのです。
 

館内のあちこちに、かつてここで紅茶が作られていた面影が残っています。

 

 
当時の鉄骨構造やインテリアとして活用されている道具。

 

紅茶製造に使われていた機械は、今でも決まった時間に動くところを見られます。

 

客室があるのは茶葉の萎凋に使われていた空間台風

 

ただのホテルではなく、紅茶の歴史そのものに触れられる場所乙女のトキメキ

 

「紅茶が作られていた場所に泊まれる」なんて、紅茶好きとしてはそれだけでワクワクが止まりません飛び出すハート
 

  ​いざ、チェックイン

ホテルに足を踏み入れるとスタッフの方が額に印をつけてくれ、数種類のスパイスと氷砂糖を手渡されます。
 

「そのまま食べるんだよ」と言われるがままに口に入れてみると、氷砂糖の優しい甘さの中にふわっと広がるスパイスの清涼感クローバー

 
続いていただいたのが、ウェルカムドリンクコーヒー

 

紅茶にカルダモンやシナモン、ミント、ライム、さらにバニラエッセンスまで加えたスパイスティーです。
 

ふんわり甘い香りに、すっきりとした爽やかさ花

 

他のエリアのホテルではフレッシュなフルーツジュースが出てくることが多かったので、ここが紅茶産地のただ中であることを、改めて実感しました。

こうしたおもてなしは、タミル文化の影響を受けているそう気づき
 

スリランカの紅茶産業は、南インドにルーツを持つタミル人労働者によって支えられてきた歴史があります。 

 

思いがけずその文化に少しだけ触れることができて、ちょっと嬉しくなる体験でしたにっこり
 

  茶畑を見渡せる客室

鍵を受け取ったら客室に向かいますカギ

 

扉が手動のエレベーターびっくりマーク

ヨーロッパのホテルなどで見かけますが、建物の歴史を感じます。

 

天井が高く広々としていながら、温かみのあるお部屋花

 

窓辺には居心地の良いソファースペース、ベッドと向かい合う位置に大きな鏡とデスクもあります。

 

窓の外に広がるのは紅茶工場の建物と家々、そして茶畑🌱

 

茶畑と工場の中に自分がいることを実感する景色です。

 

ホテルがあるのは標高が高いヌワラエリヤ雪の結晶

朝晩はぐっと冷え込むので暖房と毛布も完備されていましたふとん1ふとん3

 

清潔で広いバスルーム。

バスタブもあるのはうれしいです🛁

 

しかもバスタブも茶畑ビュー🌱

 

シャンプーなどが入った容器もかわいいラブラブ

 

そして、紅茶好きのテンションが爆上がりするポイントがこちらびっくりマーク

 

こちらのお茶セット、なんとティーバッグじゃなくて茶葉とティーポット、茶漉し、牛乳まで用意されていますスター

 

しかも茶葉はこのホテルで製造されたものが2種類も飛び出すハート

 

ついお部屋で紅茶を淹れてのんびり過ごしたくなりますコーヒー


お部屋で過ごす時間そのものが、紅茶を満喫できるようになっているのはこのホテルならではキラキラ

 

  ​ミニ製茶工場見学

お部屋でのんびりしたい気持ちをぐっとこらえて、敷地内にあるミニ製茶工場へ。
 

かわいらしいお家のような建物ですが、ここで実際に紅茶が作られています。

 

中に入ると、ちょうど萎凋の工程のタイミング。

ほんのりと漂う青りんごのようなあの香りを、思わず胸いっぱい吸い込む幸せハート
 

スタッフの方が1つ1つの工程を丁寧に説明しながら、茶葉がない状態でも実際に機械を動かして見せてくれました。

 

大きな工場だと遠くからしか見られない機械も、ここではすぐ目の前に。

距離が近い分、動きも音も想像以上に激しく、ちょっとびっくり驚き

 

紅茶について少しでも知っていると、「あ、これがあの工程か」とか「この機械、こんな動きをするの!?」といった発見があるのも楽しい音符

逆に詳しくなくても、動く機械を見れたり紅茶ができる工程がわかって純粋におもしろい体験だと思いますにっこり
 

ほかにも茶摘み体験やテイスティングなど、紅茶にまつわるアクティビティが用意されていて、どこまでも「紅茶を体験できる」ようになっています🫖

 

ホテルで作られた茶葉やジャムは購入も可能財布

ここでの体験の後だと、ちょっと特別なお土産になりそうおすましスワン

 

  ​茶畑を見渡すテラスでティータイム

ホテルのエントランス前には、茶畑に張り出すような形のテラスが。

 

茶畑を見渡せるこのテラスで、ゆったりとティータイムを過ごせますスイーツコーヒー

 

運ばれてくるティーフーズは、セイボリーもスイーツも種類が豊富スター

 

ランチや早めの夕食代わりにもなりそうなくらい、しっかりしたボリュームがあります。
 

茶葉が飾られた見た目はかわいく、味もしっかりおいしいのがうれしいポイントハート

 

目の前に広がる茶畑を眺めながら、ゆっくりと紅茶を楽しむ時間はやっぱり特別乙女のトキメキ

 

標高が高く、霧が出たり時期によって雨も多いヌワラエリヤ曇り
敷地内にはスパもあるので、お天気に合わせて過ごし方を決めるのもよさそうです電球気づき

 

  ​カレーだけじゃない食事

夕食

夕食はコース料理🍽️

 
前菜は小さめのポーションですが、メインはボリュームたっぷりでした。

冷前菜、スープ、温前菜、メイン、デザートはそれぞれ数種類から選べます。


カレーなどスリランカらしいメニューもある一方で、西洋メニューも用意されているので、辛いものが苦手でも安心ですパスタ
(ここでは珍しくデザートにワタラッパンがありませんでした泣)
 

私たちは朝食会場にもなるダイニングルームでいただきましたが、古い紅茶列車の車両を改装した席もあり、そこでは車掌さんの服装でスタッフの方が給仕してくれ、紅茶旅気分がさらに盛り上がりそうでした🚂
 

館内にはバーが2か所あり、紅茶を使ったカクテルやモクテルも楽しめるらしいですカクテル

 

朝食

朝食はビュッフェ形式ナイフとフォーク

 

レストランの内装も紅茶工場の雰囲気たっぷりで、朝からちょっと楽しい気分に音符


他のホテルではホッパーが定番でしたが、ここではペーパードーサを目の前で焼いてくれましたニコニコ

 

ミルクティーを高いところから注いで、もこもこの泡を立ててくれる演出もコーヒー

 

スリランカ料理やタミル料理だけでなく、オムレツやベーコン、パンなどの西洋メニューも充実しています。


私は辛いものが苦手なのですが、夕食のコースも朝食のビュッフェもメニューを選べるので、無理なく楽しむことができましたにっこり

 

ただ、前日はお昼もしっかり食べていたうえにティータイムもかなりボリュームがあり、夕食の時間にはお腹がいっぱいで、せっかくのおいしい食事がちょっとした“苦行”に…笑


ティータイムも食事もどちらも楽しみたい場合は、1日の食事量を少し調整しておくのがおすすめです
 

  ​ちょこっとだけ残念だったところ…

紅茶好きにはたまらないポイントが盛りだくさんで、今思い出してもまたすぐにでも行きたいくらいステキだったヘリタンスティーファクトリー乙女のトキメキ
 
ただちょっとだけ残念な点もいくつか…
 

1つ目はエレベーター。

 

歴史があるものなのでしかたないのですが、どうも最初に押した階しか覚えられないようで、2階と4階にそれぞれ行きたい人が同乗した場合、4階のボタンを先に押してしまうと2階のボタンを後から押しても反応せず、全員でいったん4階まで上がらないといけないことに…真顔

そして昇降スピードもゆっくりなので私は基本的に階段で4階(実質5階)まで上り下りしていましたあしあと

 

2つ目はスリッパ。

海外のホテルは日本のホテルのようにスリッパを置いていないことが一般的なので、私も今回スリッパはない前提で持参していました。

ただ、今回のツアーで泊まった他のホテルにはたまたまどこもスリッパがあった(ニゴンボのジェットウィングビーチはビーチサンダル)ので、ここだけ置いていなかったことが残念に感じられてしまいました。

 

それと、かわいらしい容器に入っていたアメニティ。
見た目はとてもステキなのですが、

なぜか私の部屋には当初コンディショナーとバスフォームしか置いてありませんでしたアセアセ


シャンプーがないとフロントに伝えるとすぐに持ってきてくださいましたが、他の方の写真を見るとボディーローションもあったようで…もやもや
ボディーローションはなくても困りませんが、シャンプーなど必要なものはチェックして、足りなければ早めにお願いするのがおすすめです電球

 

とはいえ、どれも些細なことなので総合的にこちらのホテルでの滞在は大大大満足でしたびっくりマーク

 

チェックアウト前にお部屋で紅茶を淹れて、最後まで紅茶の世界に浸る…

 

 
今回宿泊してみた感想は「とにかく楽しかった飛び出すハート」のひとこと。
紅茶好きにはたまらない体験がぎゅっと詰まっていて、滞在中ずっとワクワクしっぱなしでしたニコニコ音符

ただ、1泊では少し慌ただしく感じてしまったのも事実…。
せっかくならもう少しゆっくり滞在して、のんびり敷地内を散策したり、もっともっとここならではの景色や空気、体験を楽しむ時間が取れたらよかったなと思いました。

紅茶が好きな方はもちろん、非日常の空間でゆったり過ごしたい方にもぴったりのホテルキラキラ
特別な時間を過ごしたいときに、訪れたい場所です。

次に行く時はもっともっと紅茶の世界を満喫したいなと思いますおすましペガサス

 

名残惜しいけれど、そろそろチェックアウトの時間…

 

それでは、ステキなティータイムをお過ごしくださいコーヒー