こんにちは、やすです。
皆さんに質問です。
黒木材と白い木材、これらどのようにして外せばよいでしょうか?
双方を引っ張るだけでは、物理的に考えて外れませんよね^^;
実は、
のように斜めに外していくんです。
これ、一般的に「継ぎ手」と言われていて、昔の大工さんが良く利用していた技法なんです。
もちろん、もっと色々な種類の「継ぎ手」があります。
梁をかける時に長さがたりない時や、一本の柱の一部を補修する時などに使用される技で、継ぎ手によって、強度が1本の木と変わらないらしい。
日本の技術って本当にスゴイですよね。
僕、こういうのが大好き♪
だから京都一人旅では、寺を巡っては建物をじっくり見てしまうんです(笑)
「あ~昔の人はこの部分をこんな感じで取り付けたのかな~」
なんて思いながら。
ほんとうにこういう物づくりができる職人さんってカッコイイ!
だから、こういう職人さんが減っていくのは本当に残念なんですよね。
確かに効率化を求めるのも大切です。ですがこういう職人さんを残していくのも大切だと思うんです。
話はちょっとずれますが、僕最近ここに行きたい・・・
竹中大工道具館(← ホームページ)
新神戸駅前にあるらしく、宮大工さん技法や道具、さらには木材の特性など、展示物と一緒に説明されているようです。
最後に一言・・・
日本の技!舞い戻れ!