ブログネタ:2007年のベスト本
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- 月の客―句集/鈴木 章和
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- 満願の火でありにけり曼珠沙華 とび去んぬ水の中より春の月 梟は懐手してほうと啼く 平成5~13年までの作品を収録した句集。2001年刊の愛蔵版。
たとえば 「岸辺にて 見ていたき日々 12月」
ある冬の日の時雨のあとの、無言の自分の心を受けとめようとする。夕暮れにはまだ間のある時間の裂け目からの問い。今の私とは誰なのかという問いかけ。隠されているが明らかであるもの、顕れていて秘められていること、そういう問いに向かい合う午後の時間だ。
あなたの手にも 乗せてあげよう 389句


