ファミーユ結婚相談所の竹内です。
婚活をしている方にひとつ質問です。
皆さんが自分の結婚相手に望む条件とは何ですか。
まず、たいていの人が挙げるリストはこのようなものだと思います。
１ 容姿（顔、身長など）
２ 年齢（若さ）
３ 年収（〇百万以上など）
４ 性格（優しい、誠実など）
５ 住んでいるところ（何県、何市など）
６ 初婚か再婚か
７ 親と同居か別居か
まだあるかもしれませんが、一般的にこんなところでしょう。
この中で、結婚相談所のプロフィールを見れば一目瞭然なものは、１，2，3，５，６, ７です。
つまり、この７つをクリアしている人とお見合いを組み、交際したいと考えるものです。
ところが、プロフィールだけでは決してわからないものは、４番の性格です。
もちろんプロフィールにも、性格に関してもある程度書かれていますが、欠点を書く人はいないので、ほとんどの人は長所しか載せていません。つまり、みんなそれなりに優しく、明るく、誠実で、とーーーーってもいい人のように書かれています。
ところが、お会いしてみると、いろいろと見えてきます。みんな十人十色ですからね。
それで、交際に進むか進まないかを判断する要素となるのです。
しかし、私が思うには、上のリストにたとえ合わなくても、成婚に至るケースは少なくありません。
不思議に思いませんか。それは、人は条件だけでは測れないものがある証拠です。
結婚相手の決め手になった理由として、「一緒にいるとほっとする」「自分が自然体でいられる」という内容を良く耳にします。
つまり、二人があった時の化学反応（英語でいうとchemistry)というものがとっても大事なのです。
普通の言葉で言うと、「相性」ということですが、これは実際に会って時間を過ごしてみるまでは、絶対にわからないものです。
プロフィールとは、お菓子のパッケージのようなものと考えたらいいのかもしれません。
私が好きなものが入っているかな、嫌いなものが入っているかなと説明を読めばわかるので、ある程度どんなものかは想像はできます。
ところが、食べてみないことには味は決してわかりません。
「一見食べれないように見えても、食べてみたら美味しかった。」という経験は誰しもあるでしょう。
また、「噛めば噛むほど味が出て来て、美味しさがわかってきた。」ということもあります。
付き合ってみないとわからないその人の良さや、自分との相性というものは、絶対に存在します。
なのに、冒頭で挙げたような条件だけを常に基準にしていたら、自分に合うお相手はなかなか見つかりません。
「食わず嫌い」で、避けているだけかもしれないのです。
まずは、いろいろな人に会ってみることをお勧めします。
そして、実際に会って話してみたときにどんな化学反応が起きるかを良く観察して欲しいのです。
条件はいったん横において、自分の心に正直になってみませんか。
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