今回取り外ししたCPUユニットです、前回取り外し

ラジエーターに付いていた埃を清掃して有ります。

CPUユニットの放熱板を留めている金具を

取り外します。

 

取り外ししたCPUユニット思っていたより

汚れが少ないのは意外でした。

冷却水の漏水時の吸収体がボロボロになって

いたのでもっと汚れていると思ってました😅

 

水冷ユニットにCPU基盤を取り付けているネジ

基盤を取り付けているネジです。

CPUを取り付けているネジが4本で基盤を

取り付けているネジが11本有りますので

CPUユニットは2機一つの水冷ユニットに

組み付けられています。

CPU一式を取り外すには30本のネジを外す

必要があります、取り付けと取り外しで

60回もネジを緩めたり締めたりしないければ

けっこうな手間がかかります(笑)

今回手に入れたPower G5 Quadの水冷ユニット

薄らとシミがあったので内心ドキドキしながら

CPUを取り外しました。

幸いな事に漏水した形跡が見当たらないので

まずは一安心です。

左側が今回取り外したCPU、右側が漏水した

水冷ユニットから取り外しフィルムを取り除き

清掃したCPUです。

右端に見えるのが清掃時に取り外したフィルム

です。

CPU周りの拡大画像です、Power MacのCPUは

IBM製と聞いたことは有りましたが今回フィルムを

取り除き清掃したらばIBMの刻印を見つけました。

今回取り外ししたCPUユニットです、幸い冷却水の

水漏れ等もなく埃の蓄積も少なく清掃もそれ程 

手間取らなくて済みそうです。

今回はCPUのヒートシンクも取り外してみました

(取り外してみたと言うより外れてしまった)本来は

ネジを取り外し時点でヒートシンクも外れる筈です

ヒートシンクと基盤の間に有る樹脂製のシート

(触ると少しだけベタつく感じがありました)が

ありこれにヒートシンクが密着している為に

外れる事が無いようです。

これまで何度かCPUのユニットを取り外しを

行いましたが一度も外れる事がなかったので

最初は何か壊れたか⁉️と思いっきり焦ったのは

内緒です(笑)冷静に考えると全てのネジを

外すしているので外れて当たり前です。

右側の端に見えるのが漏水していたCPUから

取り除いたフィルムです。

CPUから取り除く際にCPUを壊してしまう

可能性があるので躊躇していましたが駄目で

もともと挑戦してみる事にしました。

 

もともとのグリスを清掃してCPUのダイに

サーマルグリスを均一に塗り組み付けます。

使用したサーマルグリスはMX-4です。

再度CPUを水冷ユニットに組み付けました、

組み付けたCPUは以前の記事にも書いた

漏水した水冷ユニットに取り付けてあったCPUです。

最初は起動する事が出来ませんでしたが、

水冷ユニットからCPUを取り外して清掃後に

再度水冷ユニットに組み付け再起動を試みて

取り敢えず再起動には成功しました。

再起動には成功したものの残念ながら画面の

表示に問題がありました、その原因として

考えられるのはCPUのダイの周りをカバー

している黒いフィルムの下側に残っている

汚れが影響しているのでは⁉️と考えて

フィルムを取り除き清掃後に再度組み上げました。

下側の画像が組み付け後のCPUユニットです。

テストベンチとなるPower Mac G5の仕様

 Apple 純正のメモリー 8GB

グラフィックカード nvidia GeForce 7800GT

当時いったい幾らしたんだろう?因みにこの個体

ちょっと訳ありで起動音もして電源投入自己テストも

クリアするのですがAHT(アップルハードウェアテスト)を

行うとロジックボードのテストが始まり189秒経過すると

テストが止まってしまいます。