感情ユニットが揺れ動く

さてさて、昨日は家族が「感情のユニット」で

つながっているって話をしました。

家の中に漂う見えない感情の糸が、

家族全員に影響を与えている、

まさに感情のシェアリング状態！

でも、そんな家族ユニットに変化が起きると、

どうなるんでしょう？

お母さんの“ニコッ”が世界を変える！？

例えば、普段お父さんが疲れて帰ってきたとき、リビングの空気が一気に重くなって子どもたちも静かになるってことがあるかもしれません。

でも、もしそのタイミングでお母さんが

「今日はもうイライラしない！」って決意

明るく振る舞い始めたら、どうなるでしょうか？

そうすると、不思議なことに

家族全体のバランスが

変わり始めるんです。

(感情ドミノの法則）

最初はちょっと

「え？お母さん、どうしたの？」って家族全員が戸惑うかもしれませんが...だんだんその明るさが家族全員に伝わっていきます

まるで、見えない糸が新しい波を作り始めたように、感情の流れが変わる瞬間です

面白いのは、家族の変化が起きるとき、全員が一斉に動かなくても大丈夫ということです。

例えば、一人がちょっとだけ態度を変えると、それが家族全体にじわじわ広がっていくんです。

まるで、最初の一滴の水が池に落ちて、

波紋が広がっていくような感じですね。

たった一人の行動が家族システム全体に影響を与えます。

サッカーの試合で一人の選手が急にスーパープレーをしたら、チーム全体が元気づくような感じ！

でも、逆に予想もしなかった波乱が起きることもあります。

例えば、夫婦喧嘩が多い家で、

いつも静かだった子どもが

突然反抗的になったらどうなるでしょう？

その瞬間、ケンカしてた夫婦が急に手を取り合って協力し始めるなんてことも...

これもまさに「チームプレー！」って

突っ込みたくなるような変化です。

次回は、この家族システムの変化がカウンセリングでどのように扱われるのかをお話しします。

実は、全員がカウンセリングに参加しなくても、

家族全体の問題が改善されることがあるんです。

どうやって？それは次回に