「くーす」「熟成酒」の話ではありません。

放置とか劣化なんていうキーワードが相応しい内容です。

 

 

ガレージにずーっと昔から放置してあった箱入りの日本酒を開けてみました。

箱に入って直射日光の当たらないところに置いてあったので、

紫外線の影響はなし。

ただ、夏場は40度近い最高気温を記録する地域ですから、

温度に関してはシビアコンディション。

 

ラベルには

 南部杜氏  株式会社 宝峰

純米酒で、杜氏さんの名前が前面に出ていたりして

ちょっとこだわりのある酒かな?

 

そして驚愕の製造年月、

 

01 12

との記述が!

2001年12月?

19年前ですか??

 

調べてみると、この酒造会社、

2002年3月に倒産していました…

 

最後の造り、思い入れのある人には貴重なものだったりしませんかね?

 

開封してみました。

       ↓

       ↓

       ↓   

 

なかなか、趣深い。

 

変なにおいもしないので含んでみました。

 

大丈夫、飲める

というレベル。

少し酸味を感じる。

紹興酒みたい。

 

でも深みとか濃厚さは感じない。

普通に買ったお酒があれば

わざわざ飲む必要もない?

でも捨てるほど酷くもない。

 

微妙ってのは

まさに こういうときのための表現だな。