ネーミング(笑)
リアメンバーをボディとリジット(固定)接合するパーツです。
「サブフレームリジット化」とも言います。
車のリア廻り(リアサス、サスアームなど)は
リアメンバーというスチールの枠に組み付けられた状態で
組み立てラインでボディと接合されます。
メンバーを貫通してボディ側の雌ネジに
ボルト4本で締め付けられるのですが、
位置決めを容易にして組み立て時間を短縮するため、
メンバーの貫通穴は大穴になっていて、
ゴムブッシュを介しています。
つまりフローティングマウント。
バイクで言うとスイングアームピボットに遊びがあるようなもの。
ヨー(操舵)方向に勝手に動く。
遊びの中で押されると逃げたり。
荷重が抜けると反対方向に行き過ぎたり。
これを固定してしまおう、という考えのパーツです。
振動が車室内に侵入しやすくなるようですが。
それ即ちメンバーがボディ剛性要素になる、
と言うメリットもあります。
作業風景。
リアデフを支えて固定ボルトを緩め…
DIYでは無理なレベルなので
またまた自走で前橋まで入って作業してもらいました。
作業時間30分ほど。
結果ですが、
「合体くん半端無いって」
です。
街中、交差点レベルでもリアの落ち着きを感じます。
高速道路では直進性が良くなり体感速度が1~2割低く感じます。
硬くなった、とかどこかが突出した感じではなく自然。
リアタイヤを感じる。
むしろこれに慣れてからノーマルに乗ると相当怖そう。
運転が気持ち良いのは確かなのですが、
「もっと荷重掛けろ!滑り出してからがオイシいんだぞ!このヘタレめ!」
などとリア廻りから罵倒されてる感じが。
具体的にはシートから腰にむずむずした、中途半端感が伝わる。
通勤車だから仕方がないのですが、
それでも普通に乗っていてもにやにやしちゃうくらい楽しいです。