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豪気なことに3本そろえてのみ比べ。
1.鳳凰美田 亀の尾 雫絞り  生原酒 50%精米
2.鳳凰美田 山田錦 雫絞り  生原酒 50%精米
3. 獺祭  山田錦 遠心分離 生原酒 50%精米
前回の 「鳳凰美田 亀の尾」の香り、果実のような甘みが蔵のつくりからくるのか「亀の尾」という酒米の実力なのかを見極めようという試みです。鳳凰美田の雫絞り、獺祭の遠心分離とも圧力をかけずに絞るという点で共通、精米歩合も合わせました。獺祭は味、値段とも文句の無く、特にこの50%遠心分離は自分のスタンダード、今回のコントロール。ただ惜しむべきは酒器が3つばらばらだった事と鳳凰美田 亀の尾が事前に開封されていたこと。
結果は山田錦の2酒(2、3)は似た性質の味で酸味の目立つはっきりした味、1に比べて香りは控え目でした。1は香り、味ともまさに果実の様で別格の味わい。
 今回の結果から言うと亀の尾という酒米のすばらしさか、という結果でした。
 ただ、こんな分析も空腹時のはじめのひとくちだけ。その後は「どれもうめえな」ってことになってしまいました。酒は好きだけどあまり味はわからない方なんですよ。残念なことに。