PM14時
俺は会社のデスクで焦っていた・・・

15時に、いつもの街で彼女と会うことになっていたんだ

だが・・・
次々と舞い込む仕事の依頼
鳴り続ける電話

終わりそうにない・・・


今日は絶対に遅刻できない日だ

今まで何度も彼女を待たせてきた
前々回などは、3時間以上彼女をカフェで独りぼっちにしていた
今日こそは、俺の方が彼女を笑顔で迎えないと
前夜からそう決めていたんだ


それと
もう一つ

どうしても彼女に確認したいことがあった

非常にいいずらいこと
それを言う俺は、彼女の目には「ダサイ男」として映るかもしれない

でも、確かめずにはいられない

そんなこともあり、俺は送れるわけにはいかなかったんだ


だが
仕事はそれを許してくれない・・・

結局俺が会社を飛び出したのは、もう15時の半分を過ぎたころだった・・・



タクシーを降り、俺は彼女の待つ店に急いだ
「もう30分以上遅れてる・・・」
「怒っているだろうか・・・」
そんな不安と同時に
2週間ぶりに会う彼女に対し
俺の胸は
自然と高鳴っていた


待ち合わせのカフェに着いた
それは、一見目立たないhotelの2階にあった
俺は息を整えると
ゆっくり、ゆっくりと
俺は
階段を上っていった


「いた・・・」

ガラスのドア越しに、彼女が頬杖を突いているのが見えた
と、同時に
俺は自然と微笑んでしまった

「綺麗だ・・・」

いつみても、ほんと綺麗な女だ

俺はすぐ店に入るのがもったいなく
しばらくガラス越しに

彼女がカップを口に運ぶのを
ただ
見ていた・・・






熱く激しい時間が過ぎ去り・・・

今は静かに、そしてゆったりと、二人の時が流れ始める

背中を向けてる白い身体
後ろから、包み込むように抱きしめる
優しく・・・
絹に触れるように
そっと・・・

僕の胸の中にすっぽり納まった君
上気した頬・・・甘い吐息・・・
まださまよっているんだね?
寄せては返す波のような
身体の奥底から湧き出る
甘美なうねりに・・・

うなじに唇を寄せ
耳元で甘く囁く・・・
「可愛いよ・・・」
「愛してる・・・」

何度でも囁いてあげる
「可愛いよ・・・愛してる・・・大事にするよ・・・」


朝が来るまで・・・

君が安らかな寝息をたてるまで
白い光が満ち足りた君の顔を照らすまで

朝が来るまで・・・

ずっと・・・

ずっと・・・



やっと、君のために書ける時が来た

決めてたんだ「3か月待とう」・・・って
何で3ヶ月か・・・って?
うまく言えない(笑)
ただ、そう決めていたんだ


1月後半、よく晴れた水曜日
待ち合わせ場所に立っていた君は
大きな瞳で、驚いたような顔で俺を見た
凛とした空気を醸し出すきりっと美しい顔
俺はすっかりどぎまぎしちゃってさ、柄にもなくやけに浮わついてたっけ(笑)
でも、時間が経てば経つほど
君の表情は柔らかくなっていった
俺が手を握って、熱心に君に愛を唱えると(初めて会ったばかりなのにね 笑)
君は
さっきまでのきりっとした顔からは想像もできないような真っ赤な顔をして
恥ずかしそうに
でも嬉しそうに
俺の言葉を聞いていたっけ

それから・・・
2月は毎日楽しかった
たくさん会ったよね
会えば会うほど近づく心
抱けば抱くほど馴染む身体
ほんと
毎日楽しかった

3月
俺の仕事が急に忙しくなり
君に我慢をさせちゃったね
でもね
いつも胸の中に君がいてくれたから、俺は頑張れたんだ

4月
今度は君が芝居で忙しくなった
俺は、できるだけ君を邪魔しないように
影から見守るつもりでこの1ヶ月を過ごした
ちょっと寂しかったけどね(笑)
でも、ステージの上の君を見たとき、俺はすごく誇らしかった
「この素敵な女優が、俺の彼女なんだ」・・・と

そして、5月
君と一緒に過ごして3ヶ月が過ぎた

君への変わらぬ愛と
変わらぬ感謝の気持ち
これを表現する意味も込め
俺はこのブログを始めたんだ


一緒にいてくれて、有難う
これからも
いっぱい大事にするね



まっすぐ
君に
愛を注いでいくね