先日電車とホームの隙間に危うく落ちかけました。
正確には足が挟まって腰部分で引っかかった。
痛いけど恥ずかしいわ邪魔になるわで
即自力で這い上がりました。
歩きスマホはしてなかったけど、
いくらなんでもぼんやりし過ぎだよ自分。。。

「諦めたくないのに、どうして諦めないといけないの」
って思う事は生きてたら多々あるけど、
本当は今回だけは諦めたくなかったな。
スポットライトが当たるのは
ほんの一握りだって分かってても。
諦めたつもりでも、考えないようにしても
時折胸が錐で突かれるみたいに痛い。
育ててた花壇の花が
全部雨で流れて行ったような心境。

昔はゲームのシナリオやら
冊子用の小説執筆やら、
ジャンルにこだわらずに挑戦したけど、
思えば書いた作品が
自分の名前で世に出た事がない。
発売されても、全く別人の名義に変更されてて、
ノーギャラ→音信不通パターンが多過ぎた。

知らぬ間にゴーストとして使われてたようなもの。
当時それでも色々試行錯誤して、
一般職をやりながらも
「今度こそは」って夢に賭けてた日々。
詩に関しても同じ事で、結局

一番の目標を叶える事は無理みたい。

これが最後の冒険だった。
大勢の人が関わるビジネスである以上、

個人の熱意だけで決められる事じゃないもんね。

それも影響力の大きい所だと尚更。
どれだけ私がストックを増やそうが、
たとえこれから他所で実績積んだとしても、
バックに強大な壁がそびえ立ってる以上
今更どうこうできる問題じゃないというか、
抗えない運命というか。

頑張って書き続けて周囲のお偉方の心を動かせたら

少しは状況も動くかもとか、あまりに楽観視し過ぎてた。

そこまで単純な世界じゃないし、

既にそういうのが求められてる時代じゃないって。

なんかもう「作品を世に出したい」
って欲を持った事自体、間違いだったのかもしれない。
懸命に画数調べて新しいPN考えてた自分、

ほんっと痛いわー(苦笑)

そもそも数十作品の私の詩は
たった一人の為に書いたのか、
自分自身の為に書いたのか。
どっちもかな。

会社の為ってわけじゃなかった。

正直私はどっちかというと昔＠社派だったし、

少なくとも会社のシンパじゃない。

この先も作品が世に出る事はない、ビジネスには繋がらない
って完全に確定したけど、世に出る出ないとかギャラとか

そういうしがらみから一切離れたところで、
私の詩は全部彼女にもらって欲しい。持っていて欲しい。
元々そのつもりで書いてたんだって、
こうしてブログ記事にする事で再認識した。

彼女とは次元が違い過ぎる事は重々承知の上。

余所だと、「知らない誰かに作品提供しませんか」

って話は転がってるわけだけど、他の場所で

誰に対しても平等に、かつ、同じ熱量で詩を書けると思えない。

これまで彼女の事を考えて書いた作品を、

あっさり他社に渡して再利用したいとも思えない。

どっちにしろそれだけで生活できるわけじゃないし。

私は選べる立場じゃないのになあ。
傲慢だって自覚してるけど、心に嘘つけない。

「書けるなら何でもいい」「ゴーストでもどんな汚い事でもやる」

って言えるほど、書く行為そのものにはこだわってない。

昔は「書く仕事で身を立てられたらいい」とは思ってたけど、

もう嫌というほど現実知ったから。

そもそも彼女の存在や作品がなければ、

私はもう書く事自体封印してた。

彼女の存在があったから、彼女の傍で書きたいと思って、

力をつけて、彼女の周りに認めてもらって、

いつかちゃんと恩返ししたいと思った、

根底にあったのはただそれだけ。

多少条件が良くても、本当は他の場所じゃ意味がない。

そりゃ作品を世に出したい願望はあったけど。

作品を書いて人に読んでもらいたい気持ちと、あの人への気持ち、
土台から一緒になってる時点で向いてなかったわ。
私情入りまくり。
でももし私が選べる立場で、二択を突きつけられたら、
今は不特定多数に認めてもらう夢より、一人の人を選ぶ。