【ジュネーブ=杉野謙太郎】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は11日、スイス・ジュネーブで開いた記者会見で、新型コロナウイルスへのワクチン開発に18か月を要するとの見通しを示し、「利用可能な武器をすべて用いて、やれることをやらなければいけない」と語った。
また、テドロス氏は新型コロナウイルスが引き起こす疾病を「COVID―19」と名付けたと発表した。Coronavirusから「COVI」、Disease(疾病)から「D」をそれぞれとり、発生年である2019年の「19」をつけた。
お笑いコンビ、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が、日本の芸能界を飛び出し、アメリカでデビューすることを準備している。2020年度中の渡米を目指し、相方の中川パラダイスや吉本興業と話し合いを進めている。
アメリカで挑戦するのは、舞台の上に立ちながら、一人喋りで笑わせる「スタンドアップコメディ」。タブーを恐れず時事ネタをまくし立てる、日本での村本の芸風が生かせるスタイルだ。
「僕がやっていることは『お笑いじゃない』とか『活動家だ』とか、よく言われます。でも、どうも日本のお笑いは多種多様じゃない感じがする。いろんなお笑いがあっていいはずなんですよ。それを探しにいきたい」と村本は言う。
なぜアメリカに挑戦するのか。“異端”扱いされても、嫌われても、なぜ、彼は喋ることをやめないのか。そして、日本のお笑いのどこに限界を感じたのか。思いを聞いた。
「安倍政権」とか口にしたら、客がバーっと引いていく
《インタビューは、1月某日、新宿にある「ルミネtheよしもと」の控え室で行われた。出番を終えたウーマンラッシュアワーは、吉本興業の闇営業問題や、安倍晋三首相主催の「桜を見る会」をめぐる問題を盛り込んだネタをステージで披露したばかりだった。
自虐と社会風刺を混ぜたトークは、観客の爆笑をかっさらったが、出演者の中でも群を抜いて際立っていた。アメリカの話を聞こうと思ったが、村本は終えたばかりの舞台について、マシンガンのように話し始めた。》
(村本)今日も「桜を見る会」のネタをやりましたけど、僕はそれをやってる方がすごくスリリングで、いいなと思うんです。
パッと見たらわかるんですけど、お笑いを見に来てくれる人は女の人が多くて。やっぱり、社会問題に触れた途端に生理的に引いてしまう、みたいな反応が返ってくるわけですよ。
「公文書」って口にしたら、おっさんはニヤニヤするのに対して、若い女性はこのワード1個で嫌悪感というか。ちょっと引いてしまう、みたいな感覚があるんです。
「安倍政権」とか口にしたらもっと引く。でも、気にせず沖縄の基地問題なんかの話を喋りますよね。そうすると、もうバーって引いていくわけですよ。
そうやって、引いて引いて引いていった先にドーンと笑いを取った時の跳ね返り方が、僕は興奮するわけです。
ソフトバンクグループが12日発表した2019年4~12月期の連結決算(国際会計基準)は、本業のもうけを示す営業損益が129億円の赤字(前年同期は1兆8590億円の黒字)に転落した。投資先企業の業績悪化に伴って多額の特別損失を計上したことが響いた。最終(当期)利益は前年同期比69・0%減の4765億円で、保有株の売却益などで黒字を確保した。【後藤豪】
(CNN) 大規模な森林火災が続いていたオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州が豪雨に見舞われ、一部地域で住民が避難、50校以上の学校が休校となった。ただ、この雨のおかげで長期間燃え続けていた火災も鎮火した。
オーストラリア気象庁によると、同州では24時間で200ミリを超す雨量を観測。州都シドニーの雨量は4日間で391.6ミリに達し、1990年以来の大雨となった。
大規模な洪水も発生したため州教育省は10日、学校数十校の一時的な閉鎖を指示した。気象庁も同日、大雨や強風、さらなる洪水に対して警戒を呼びかけた。
一方、同州消防局は10日、今回の豪雨について、7日以来で30件以上の火災を消し止める助けになったとツイートした。中には数週間から数カ月にわたって燃え続けてきた火災もあるといい、「しばらくぶりの朗報」と形容している。
同州カロワン地区で続いていた火災も、豪雨のおかげで8日に消し止められた。この火災は74日以上にわたって燃え続け、49万9621ヘクタールが焼失した。
消防によると、州内で延焼が食い止められていなかった残る5件の火災も、降り続く雨によって消火できる見通し。
11日午後0時45分ごろ、「谷川岳でバックカントリーでスノーボードをしていた息子が下りてこない」と、千葉県浦安市の男性(47)から群馬県警沼田署水上交番に通報があった。署は男性の息子の男子中学生(15)が遭難したとみて捜索している。
署によると、親子はこの日、谷川岳を訪れて、群馬県みなかみ町の天神平スキー場のコース外でスノーボードをしていたという。午前11時ごろ、父親が先に滑降し、谷川岳ロープウェイの天神平駅付近で待っていたが、中学生は姿を現さなかった。
同署谷川岳警備隊が捜索したが、11日午後7時でこの日の捜索を終えた。中学生が所持する携帯電話は圏外で、トランシーバーもつながらないという。12日早朝から捜索を再開する予定。現場は時折吹雪になり、視界が悪かったという。
朝日新聞社
日本国内で確認された新型コロナウイルス感染者のうち、複数の人が重症になっていることが11日、関係者への取材で分かった。
呼吸困難となるなど容体が非常に深刻な患者もいるといい、感染者の拡大が続く中、各地の医療機関で懸命の治療が続いている。
関係者によると、重症者は複数おり、高齢で深刻な基礎疾患を持つ人が含まれている。そのうちの1人は2月上旬、発熱の症状があり、インフルエンザの検査をしたが陰性だった。その後、新型ウイルスの検査で陽性と確認された。
受け入れ先の感染症指定医療機関で、抗エイズウイルス(HIV)薬の投与などが検討され、家族が同意したケースもある。患者は家族を含め、病院関係者以外との接触を認められていない。
新型ウイルスに感染した場合、軽い風邪のような症状で終わるケースが多いとされる一方、高齢者などは重症化する可能性が指摘される。流行の発生源とされる中国・武漢市で死亡した日本人は、60代男性だった。
厚生労働省によると、国内で確認された感染者は11日までに160人を超え、検査結果待ちの検体も残っている。感染者はさらに増える恐れがあり、ワクチンの開発や治療法の確立が急務となっている。
米大統領選の候補者選びに向けたニューハンプシャー州での予備選が11日、投開票された。CNNによると、11人が争っていた民主党は、隣州が地元のサンダース上院議員(78)が勝利し、アイオワ州党員集会で躍進したブダジェッジ前インディアナ州サウスベンド市長(38)が小差で2位となった。一方、本命視されたバイデン前副大統領(77)は伸び悩み、アイオワに続く苦戦となった。
CNNによると、開票率90%時点で得票率はサンダース氏が26・0%、ブダジェッジ氏が24・4%。クロブシャー上院議員(59)が19・8%で続き、バイデン氏は8・4%と5位だった。
民主党の候補者指名争いでは、各州・地域に計約4千人の代議員が割り当てられており、各候補が過半数獲得を目指している。ニューハンプシャー州の代議員は24人と全体の1%未満だが、全米で最初の予備選のため、注目度が高い。1970年代以降、民主・共和両党の最終的な大統領候補は必ず、ここで2位以上に入っている。この日の結果を受け、実業家のヤン氏(45)とベネット上院議員(55)が候補者争いから撤退した。
日本時間2月8日午前2時頃から、ロジャー・フェデラー(スイス)とラファエル・ナダル(スペイン)によるエキシビションマッチ「The Match in Africa」が南アフリカ共和国・ケープタウンで開催される。二人は過去にも世界各国でエキシビションマッチを繰り広げたが、その中でも2007年には異色な試合が行われた。それは「Battle of the Surfaces」と呼ばれる、半面がクレー、半面が芝という前代未聞のコートでの試合だ。
それは2007年5月に、ナダルの故郷のスペイン・マヨルカ島で開催された。当時フェデラーは25歳で世界1位、ナダルは20歳で世界2位とすでにテニス界のトップを担っていた。さらに驚くべきは、米テニスメディアのBaselineによると、当時フェデラーは芝コートで48連勝、ナダルはクレーコートで72連勝を飾っていたことだ。
まさに両者が得意なコートを平等に設置することで、どちらが強いかを決めるようなものだったという。
試合は激闘の末、ホームのナダルが7-5、4-6、7-6(10)で勝利を収めた。同メディアによると、ナダルが芝コートに居る時は、その高スピンのボールがクレーコートに突き刺さってフェデラーのストライクゾーンを外し、逆にナダルがクレーコートに居る時は、その強靭なフットワークで時間を稼ぐことができたからかもしれないとしている。
ちなみに同月下旬に行われたハンブルクの大会で、フェデラーはクレーコートのナダルに初めて勝利。ナダルのクレーコートの連勝記録を81で止めた。