ライヴでよく演奏する、「風」のストーリーを
また載せてみます☆
「風」
人との出会い、恋愛、感謝の歌。
数々の人や環境に出会い、別れを繰り返し、うれしい事、悲しい事を経験し、
今は穏やかの幸せを手に入れ、当たり前の事が幸せと感じる心を持った男。
31歳、江戸川区在住。小さなイタリアンレストランのコックさん。
彼は生まれも育ちも地元だったが、調理師の専門学校を卒業後、大手飲食チェーン店に就職。
全国各地を転々したため、人との出会い、別れを繰り返していた。恋愛もあまりうまくいかなかった。
そして5年目にして退社。というのも、高校時代の親友が地元でイタリアンレストランをやるから、一緒にやらないかと。散々迷ったが2人でレストラン業を営む。
と同時に当時つきあっていた彼女と結婚。交際2年での結婚。彼女は当時勤務地であった名古屋で知り合って、地元が同じ関東。彼女も結婚を期に退職。彼女はついてきてくれた。
最初は慣れない仕事、生活でいっぱいいっぱいの彼。自分達でお店を営むのはこんなに大変だとは。。
ついつい彼女の話しなどは聞く余裕が無い。仕事でうまくいかなければあたってしまう。
そんな生活が2年続き、ふと夕日が見たくなり、買い物ついでに彼女と土手沿いを散歩してみた。
久々に自然の草のにおい、心地よい風、綺麗な夕日、子供の声を感じてみた。とても気持ちが良く、暖かい気持ちになった。
自分には支えてくれる仲間がいて、何より、何も言わずついて来てくれる彼女がいて、なんて幸せなんだろう!?
思わず涙がこぼれた。普段は言えない感謝の気持ちを彼女に伝えた。「いつも本当にありがとう。僕は本当に幸せだ。君を一生かけて幸せにするよ。」彼女は「急にどうしたの?」不思議な表情はずっと変わらなかった。
ハッと自分もわれにかえり、何言ってんだろう。照れ隠しに「さて、何食べようか?」
自分はまだまだ未熟なんだ。レストランを始めた頃はおいしい料理でみんなを幸せにしたい。なんて思っていたけど、もちろん今も思っている。でもまずはこの一人の女性を幸せにしよう。
沈む夕日、流れる雲、風になびく花に向かって誓った。
