最後の日、あのヒトから送られてきたメッセージには

「机の中のものは、処分します」

とありました。


私たちの関係が始まったばかりの頃…

それと誕生日にバレンタインデー…

イベントの度に、私は手紙を書いてはプレゼントと一緒にあのヒトに渡していました。


その手紙とプレゼントをあのヒトは自宅には持ち帰らず、4年もの間、ずーっと会社の自席の引き出しに仕舞っていました。


私が、あのヒトの会社を離れてからも、度々引き出しを開けては私を思い出してくれて、"宝物"だと言っていました。


けれど、最後の日…

その宝物を"処分"すると告げられました。


今年の誕生日は、奥さまとふたりで休暇を取って旅行に出掛けたことも、最後の日に知りました。

「楽しかったですか?」という問いに

「はい」という文字が返ってきました。


私の存在は、もう必要なくなり

宝物だったものは、シュレッダーで粉々にされ、ゴミになる


"処分"…

私の存在まで、ゴミのように処分されたんだ…

今は、そんな気持ちでいっぱいです。


「これからも家庭を守るし、充実してますから、とっても幸せですよ」

自信満々そうに送られてきた、あのヒトからのメッセージ…


奥さまを大事になさって、末長くお幸せに


私は、そう返すしかなかった…