湯ぶね
 「愛の水中花」
      スタジオ空洞
 
少し早く着いたので周りを散歩してみた

というのは

15年前にこの通りを通って

半年くらい撮影スタジオで働いていた事がある

とても懐かしい

家族の話は胸をつく

障害者を持つ家族の話だから尚更だ

愛がないと無理だ

それも愛というのかわからない

これも愛

あれも愛と言うが

または愛じゃなくても良いけど

色々思い起す事がある

それでも人は生きて行ける

時に強くても弱くても

何もなくても

やはり楽しい事に傾けようと

人と会えば楽しい事をしようと

楽しい事が良い

笑える事が良い

ユーモアが必要だ

しかし人は何を求めるのか

愛の水中花の歌のように

ふわふわして

それは手で掴めないんだろう
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