成田国際文化会館にて
劇団わらく
勝俣美秋演劇ワークショップの3日間が無事終了致しました
岸田國士の動員挿話は名作
それをわらく式
勝俣メソッドでバラバラにして付けたして
下半身に意識意識意識
芝居時間はページ数は35ページあるので1時間くらい
それを余分な場所を
は 無いのですが
カットしまして
40分強の芝居にしようと
今回集まった方達は
下は高校生から上は77歳の男性まで
年齢層も幅広く
初めてお芝居を経験する方や
また沢山活動してる方
兎に角個性的な面々
約30人の座組
演出の勝俣が動員挿話の本をボンと渡して
即 配役し台詞を覚えてもらい
挿入歌も2曲歌詞も覚えてもらい
その2曲の振りも歌詞のフレーズ毎に自分達で考えたものを出してもらい それも覚えてもらって
長橋が付けた振りも覚えてもらって2日後の発表会に臨んてもらうと
ここまで開始の3、4時間くらいで決めてました
もう無茶苦茶です
わかっちゃいるけど
傍目で見てて恐ろしい
初めての方には大変な負荷
お芝居やられてる方にも大変なプレッシャー
ギリギリの共有
次の日 皆来ないのじゃないかとその時は心配したくらいです
稽古が終わっても それぞれのやり方と場所で ずっと練習していました
その様に 心を動かされないわけはなく
僕自身 初日は一緒に泊まる場所が狭く厳しいという理由で 勝俣宅に泊めさせていただいたのですが
2日目は皆と一緒に泊まる事にしました
ここで夜何が起きてるのかを見たいのもありますし
どうしても皆と時間を共有したい
今日で明日が変わる
そんな日でした 皆それぞれが本当にそうでした
経験のある方はもっと良くしないといけないし
初めての方は 足を引っ張るわけにはいかない
この二つに分かれていました
それでも台詞を覚えるだけで超大変
1人の役の一行の台詞を三つに切ったり
ここは3人一緒に言うとか
異常 異常 異常
しかし振り返ると贅沢な時間
3日間 缶詰でその事をやる
口でよくいう楽しいとは異なる楽しさ
全身で 思わなくても楽しい
そこに居る それだけで楽しい
劇場では林さんと田村さんが色んな我儘を聞いてくれて
あちこち汗だくになりながら
走り回ってくれて そこには誰一人
周りにいる人の事を考えてない人はいなかった
人の為に動いていた
そこにいる誰を見ても
何とかしなきゃと思わせられた
もっときちんと映像の記録に残しておくべきだった
本番終えて
皆がカーテンコールを終えた直後
泣いていた
3日間でこれだけの事が出来た
林さんが言ってた言葉に尽きる
誰が1人欠けてもいけない
皆がいたから出来た
人生冥利に尽きる程
この感動
皆々様に感謝を述べる事しか出来ません
成田にとても素晴らしい風が吹きました