なんとなーく
心がフワフワ
身体もフラフラ
どこにもいない感じがする
不思議
ヤバイかな
ヤバイ
ヤバイってどこから来た言葉だ?
先日 僕は研究所の十年祭の開幕式に駆け込みで参加する事が出来た
代々木上原にある演劇研究所
ここは歴史を感じさせるような
しかしそれ程古いわけではないのだけど
何か良い風が吹いている場所だ
僕が始めてここに来たのはもう十年前になる
最初は外郎売りと葉桜と父帰るの発表会を先輩に連れられて観に来たのだ
自宅の横の入り口を入るとそんなに広くはない真っ黒な部屋
凄ーく重たい空気で観る側なのにちゃんとしなきゃと緊張した
ゴォーン
銅鑼が鳴った
何だ?これは?
背筋を伸ばして観た
しかしその当時 僕は何の事だかわからなかった
緊張し過ぎたせいか
全く不可思議だった
それでも貴重な物が観れたという事は理解出来た
僕は玄関の外で見送る
伊藤さんにご挨拶してパワーにあやかろうと握手していただいた
とても優しい笑顔と握手だった
夢を叶えた人
沢山の叶わなかった人か
幾多の歴史が確実に刻まれている場所
十年経っても偶然に
この千年祭の開幕式にいて
皆のいるそこにいる事が出来て
話を聞く事が出来て
再会出来てとても嬉しく思う
あれやこれやでちょくちょくご縁があり
敷居を跨いでいたら
やはりここに来ると妙に懐かしく
安心感さえ持てる
僕にとっても大好きな場所
気持ちが引き締まる
いや
というより僕の場合
やっぱり富んだ個性の強い皆に会えるから
楽しいってだけかもしれないけど
あー 欲を言えばこれで生活がなー
成り立つようになれればなー
とは言う物の今の自分を見つめると
努力もなしになれるわけのわけがないと
一生懸命考えた振りや
目の前の事を一生懸命やった振りをする
そうしながらも頭の中でついさっき見た卵ボーロボロボーロボロと何故か音付きで鳴ってしまっている頭では無理だななんて
苦しみながら生きるからこそ美しいのだけど
違う景色が見たい
1時間使ってしまった
台詞を覚えようと思ったのに
馬鹿だ
あの時外郎売りを少しだけやった
でもやってる最中に途中で諦めた事
止めはしなかったけど心の中で諦めた
竹内さんは気付いた顔をしてた
今でもとても後悔している
二回編集した後
PS
目指すか
メジャーじゃないけど
どの職業より
どの人間の集団よりも
百年先の人達が聞いて知った瞬間に
憧れに恋焦がれ
夢見てしまう程の
楽しい人間達を
そして今まさに白いTシャツに
コーヒーの模様をつけてしまった
何て事だ(つД`)ノ