今日は劇団の稽古の日
勝俣さんの家に汪蕪生さんが来るというので
歓迎会
昔からお話は聞いていたので
お会い出来るのをとても楽しみにしていた
とても和かな優しい目をしていて
纏う空気も柔らかく
世界的に有名な写真家が目の前にいるのが
信じられなかった
改めて作品を見させていただいた
ウィーンでの展覧会の作品は
荘厳そのものだった
モノクロの黄山の壁一面の大きさの写真が
立体的でまるで動いているようで
中に入れるのではないかと不思議に思った
どうしてそれが建物の床にも微かに写っていて
部屋自体がとても異様な空間に映って見える
誰も止めなければずっと観続けていられると思う
僕はだらんとした状態でその空間に居てみたいと思った
深淵がある
もはや写真や動画ではない奥行きがあり
音も無く静かに延々と風が吹いているよう
載せずにはいられない
僕は酔いと熱を冷ます為
暫く外でぼんやりしていた
勝俣さんが汪さんと友人で良かった
もう写真を観てしまった
寝なきゃいけないのに
考えさせられる
今日教えていただいた言葉
「吉祥如意」
何でも叶うという意味
今日も沢山の事を教えられました
汪さんと勝俣さんの会話を聞きながら
僕はまた土偶になっている最中だったけど
何が良くて悪いのか
その線が明白に見えた気がした
この前の舞台での自分を振り返る
過ぎてから実感するのが常だ しかし
もっと考えなければと強く思えたのでした
今日に感謝
最後に
眠れないのはあれだ
あの大蒜のせいもある
佳奈さんのご馳走
美味しく頂きました
ご馳走様でした
記念にお二人も