先日、顔合わせがいよいよ行われ
「壁あまた、砂男」の台本も佃さんから
キャストに行き渡った。
実は
僕はまだ台本を読んでいない
これから読む
封筒を開けるのがなんだか惜しい
先週も有難い事に非常に忙しかった
それでも昨日はたまたま映画を観た
偶然
「The Gray」
リーアムニーソン主演
飛行機が墜落して仲間と極寒の中、極限状態を生き抜こうという内容だ
スリラー映画(殆ど狼から逃げる)
冒頭や何度かあるフレーズが出てくる
「もし、最強の敵と闘う事が出来たなら
その日死んだとしても悔いはない。」
途中仲間が次々と死んでいく中で印象なのが生きる事を諦める者も出てくる
諦めるというか、肉体の限界や日常生活時の自分の人格への自己嫌悪から
昼は穴掘り 夜は泥酔
昼は穴掘り 夜は泥酔
昼は穴掘り 夜は泥酔
数々の困難を乗り越えて数日生き延びた充足感や
墜落時から生きた、たった数日間に感謝さえし
そいつは倒木にもたれかかり、何度も自分を死に追いやった荘厳な雪山を見て
「これが俺の全てだ、
これ以上最高のものがあるか?
俺はこれで充分だ」
と言い1人その場に残る
雪山を眺める
恐らく目はもう瞑っているかもしれない
その背中を約10秒ちょっと写す
最強の敵か
なんだろうね?最強の敵とはね。
そうくるか
