サスペンデッズの「GO HOME」を観劇。吉祥寺シアターにて。
久しぶりに来た。そんなに来てなかったかと思うくらい懐かしく感じた。劇場に入ると正面奥に大きなパネル。シンプルな作り。それに色んな色の照明が混じり合って綺麗だ。吉祥寺シアターならではか。
当日パンフレットに書いてあった。火の鳥みたいな生き物役。一体どんな話なんだと思うよね。それは鮭の話、親子の話、火の鳥みたいな生き物も登場し、時系列がほんの少し行き来して、それがとてもよく出来ている。白州本樹さんがとても良かった。冒頭から面白い。火の鳥も楽しかったし、それぞれの役が皆良かった。どこも好感が持てた。とても静かで、まるで夢をはっきり観ているような心地よい感じがした。そして残酷で切なくて、涙が溢れそうになる。最後はマームに似たような、動いて繰り返す、でも凄く効果的で、一番幸せなそのシーンが忘れられない。美しい最後だ。普段しないが、終わってから親父に電話してしまった。そのくらい動かされた。今の自分を形成した、色々な今に感謝と思えた芝居でした。
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