bankart studioNYKにて。TPTのイェルマ。ここから、チラシを引用。
「ああ、野に広がる悲しみよ! 美しきものを締め出す扉よ!


荒漠たる大地のただなかで 自由な生を求めたたかう女 イェルマの叫びが
かりん作曲/演奏 25絃箏の音に乗り 時間が呼吸するBankARTの無垢な空間に響きます。
世界のミュージカルシーンで活躍 アルゼンチンから来日するグスタボ・ザジャクが
『血の婚礼』(2009)とtpt Musical Workshop & Showcase(2010)を手がけた 愛するスペースで
運命の女の悲劇詩に 統御不能なラテンのエネルギーを注ぎ込みます。
世界が躍動するいのちの劇を いまこそ!」
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横浜が今アツい。芸術に力を注いでいて劇場が沢山作られている。
元々銀行だった建物を劇場にした、bankart。
舞台につくまでに、色んなアーティストの絵や創り物らが展示してある。
イェルマは門井均さん演出。美術は朝倉摂さん。今回は赤が基調だ。
25絃箏から心が震えてくる。そして、役者陣の歌で始まる。何がどうなのかわからないが、込み上げてくる。
イェルマの終始不安定な感じが今の僕や日本とリンクして、涙が出そうになる。そうだよなぁって。一緒だよ。人間は。これは深い。本当に。腹の下から、湧いて来るんだ。何かが。しかし、観た後に何故か助かったと感じた。自分自身救われたと思った。イェルマはきっと僕にとって生涯忘れる事が出来ない舞台だ。
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