新宿紀伊國屋ホールにて。
TPTのハロルドピンター「恋人」
岡本健一さんと中嶋朋子さん、豊永伸一郎さん出演。
ピンターは映画で一度観た以外何も知らなかった。たまたま縁があって観に行く事になり、実は二回も観てしまった。美術は朝倉摂さん。劇場の入り口からその美術は始まっていて、稽古中の写真が飾られていた。そこはいつもの紀伊國屋ホールではなかった。その空間はまるでベニサンピットを思い出した。さすがTPT。
一度目は正直解らない事が多くて、気になって仕方がなかった。面目無い!
だから、もう一度観に行った。成る程、凄い舞台だったんだ。本はさすがノーベル賞作家だし、それを表現している、岡本さん、中嶋さん。人格の多面性や、記憶。ぐるぐるしてる。セックスよりも生々しく、エロく、あの表現は良かった。そして、もう一つ気付いたのが舞台上が若干斜めになっている。これが芸術かと、溜め息が出た。
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