2024年のお話です。
福祉の仕事にはこれまで全く縁がなかったのですが、児童福祉の世界を知る機会があり、自分もたずさわってみたいなぁと思い児童送迎のアルバイトに応募してみました。
受かるかどうかわからないけど、週に1日でもOKと書いてあったんで応募してみることに。
日曜日はさすがに休みたいんで土曜日の午後だけで良ければと思って応募すると即連絡があってすぐに面接日が決まりました。
面接の時に土曜日の夕方しかできないって話をすると全然問題ないですって。
それよりも大事なのが子供への接し方。
車内で子供が騒いだり言うこと聞かないのは当たり前。
キレたり怒ったりしないですかってかなり念入りに聞かれました。
うちの子供たちの小さい頃と同じなんだろうなぁって思いながら大丈夫てすよって答えたけどね。
週に1日でも来てくれると助かりますって言われて、その場で採用が決まりました。
児童福祉の業界と言えば放課後デイサービスが多いのですが、面接したところはショートステイの送迎。
福祉の世界は全く知らなかったけど国の負担で成り立ってることぐらいしか知りませんでした。
老人介護ぐらいなのかなって思ってたけど社会福祉サービスっていろいろあるんだなぁって言うのが率直な感想。
いろんな社会福祉サービスがあるのを知って税金が高いのが納得できたし日本の社会福祉は充実してるんだなぁとは思ったけど。
ただ、社会福祉サービスに縁のない人たちからしたら税金が高過ぎるって思うのかもしれないけどね。
今は関係なくても、いつなんどきお世話になるかわからないんで税金はきちんと納めていこうと思いましたね。
こういうのは人それぞれ考え方があるから何とも言えないけど。
送迎のバイトをはじめてみて思ったのが癒しの時間になってるなってこと。
小さい子は3歳ぐらいで大きい子は18歳ぐらいかな。
一番多いのが小学生の低学年。
やんちゃな子もいれば低学年とは思えないぐらいしっかりしてたり。
みんな本当に可愛くて仕事なのを忘れてしまう。
ただの運転手のおっさんなのに子供たちから先生って呼ばれた時はびっくりしたけどね。
人生ではじめて先生って呼ばれました。(笑)
久しぶりに子供を抱っこしたり、車内でおしゃべりしたりするのは本当に楽しくて癒しの時間になってます。
これでお金ももらえるんで本当にありがたいです。
児童ショートステイは障害のある子供たちだけじゃなくて、親に障害がある普通の子供たちもいてるので、そういうことを知らなかった自分が恥ずかしいなと思いましたね。
50歳を越えてるけど、まだまだ知らない世界があるんで、視野を広げていろんな世界を知っていきたいなって思ってます。
死ぬまで学びは続くと思ってるけど本当にそうだなぁって実感してます。